エシカルファッションブランドHOPE代表の上金理紗子と申します。私は現在大学3年生を休学し、単身2度目のアフリカに来ております。アフリカが大好きです。教科書も椅子も文房具もない、先生もたった1人だけという、東アフリカ・ケニアの農村にあるHope Risako Schoolをサポートするためのプロジェクトをスタートさせました!
東アフリカのケニアとは!?
ケニアは東アフリカの赤道直下に位置する国で、灼熱かと思いきやそうでもなく、乾期と雨期がありますが、体感的にはカラッとしていて過ごしやすいです。多くの人のケニアのイメージはサファリとマサイ族かと思いますがそれだけではなく、ケニアの首都ナイロビはとても発展しており、高層ビルが立ち並んでいます。
Hope Risako Schoolとの出会い!
私がケニアに行ったのは、大学2年生の春休みでした。大学2年生の夏に世界一周をし、いろんな国を見た結果、国際協力に興味を持ったのがアフリカに渡航したきっかけです。自分に何ができるのかわからないからとりあえず現地に行ってみよう!と思い、日本を発ちました。
私が活動していたのは、ケニア西部の農村にある小さな小学校です。電気も水道もガスもないところでホームステイをしながら、毎日生徒たちに英語や算数を教えたり、孤児が通っている学校だったためお粥をあげたりしていました。
もともとは”Hope Orphanage Primary School”だったところに、村の人の声で私の名前が刻まれ、”Hope Risako School!になったのです。私はそれがとても嬉しく誇りに思い、帰国後もずっとこの学校を支えようと思うようになりました。
立ちはだかる国際協力の壁!
そう思ったのはいいものの、継続的にこの学校を支えるにはどうしたらいいのか。それはとても難しいものでした。短期的な金銭・物資面での支援終わってしまうのは嫌で、『私が好きなこと』と『彼らが今できること』で何かできたらいいのではないかと考えました。
こうして思いついたのが、『HOPE』というファッションプロジェクトです。コンセプトは『Shibuya×Africa』アフリカの布を使い、流行を取り入れた若者向けファッションを通して、学費を払えていない保護者たちに雇用を創出することで、hope risako schoolを支えるということに挑戦しよう!と決心し、現在2度目のアフリカに渡航しています。
ファッションを通してアフリカに雇用を!
大学生だからお金を集める手段が限られているというのも1つありますが、私はこのクラウドファンディングを通して、1人でも多くの人にこの学校のことを知ってもらいたいと思い、クラウドファンディングを実施しました。アフリカ=貧困・紛争・危険などマイナスなイメージを持っている人が多いと思いますが、日本人の名前が入った学校があるとなれば親近感を感じ、そのイメージを少しずつ変えていけるのではないかと期待しています。
クラウドファンディングはご協力のおかげで100%を達成することができました。100%以上に集まった資金は、校舎のペインティングや、帰国後の広告費や販売費に充てさせていただきます。今後も応援よろしくお願いします!
※本記事はエシカルファッションブランドHOPE代表の上金理紗子様よりご寄稿いただきました。