Memawoakye!!(メマヲマーチ!!)
西アフリカのガーナ共和国からおはようございます!!
先週一週間は首都アクラに滞在していました。
トロトロ(乗り合いバス)に乗って移動していた時に、隣に乗り込んできた小綺麗なスーツの男性が何かもぐもぐし始めました。
午後3時くらいだしおやつかな、ビスケット?それともチョコレート?
ふと隣を見たら、さとうきびを細かくしたものを吸っていました。
予想斜め上を行かれた感、、、青年海外協力隊の小林愛鐘です。
先日のこと。
首都アクラでいつも通り、トロトロに乗ろうとバックパックを持ち替えた瞬間、勢い余って側溝に落としてしまいました。
ここで言っておきたいのは、この側溝
とっても汚いです。
ショックだなーと思う間もなく間髪入れず、その場に居合わせたガーナ人みんなに
「Sorry, Sorry」
と言われる私。
そう、これが愛すべきガーナのSorry文化!
この場合のSorryは「ごめんね」のSorryじゃなくて、「気の毒だ、可哀想だ」という意味のSorryなんです。
ガーナの人々はあらゆる場面で、このSorryを使います。
ひっかかってつまづいた時
病気で寝込んだ時
持ち物が壊れてしまった時
例えば相手が知らない人でも、瞬時にこのSorryが飛び交います。
そしてこのSorry、魔法の言葉なんです。言われるとすごく気持ちが軽くなります。
ついてないな~最悪だな~
という気持ちが不思議と
まあいっか!ちょうど洗濯したかったし、洗えばすぐ綺麗になるもんね!
となんだか明るい気持ちになります。
ちなみにこの時は、トロトロで目的地に着いた時に、「これで水を買って洗いなさい」とメイツ(トロトロの料金収集係)が払ったばかりのお金からコインをいくつか渡してくれました。
みんな、なんて優しいんだろう。
こんな日もありだな、と思わせてくれる出来事でした。
Akane Kobayashi
原文元:ガーナの愛すべきSORRY文化 | W.W.J.world – http://wwj.world/