『女性の人権』がテーマとなったアフリカ連合サミット閉幕!ブルンジは部隊派遣見送りへ。

African Union Summit 2016

アフリカ連合(AU)の首脳会議が30日から2日間、エチオピアの首都アディスアベバで開催されました。今年のテーマである”人権保護、特に女性の権利”について、約50カ国のAU加盟国の首脳陣らが話し合いを行いました。

26回目となる今年のサミットでは、女性のエンパワーメント、人権保護、資金調達、テロや紛争、 国連安全保障理事会、など幅広いトピックについて議論が重ねられました。またアフリカ開発の長期ビジョンである「アジェンダ2063」に向けてのプロジェクトの進行状況についての報告も行われました。

今回のサミットに関して南アフリカのジェイコブ・ズマ大統領は「アフリカが抱える全ての本質的な問題について議論できた。とても満足した気持ちで帰路につくことができる」と述べました。

また政治衝突が起きているブルンジは、国連平和維持軍派遣の決定を見送りました。ブルンジ政府が受け入れを拒否したため、引き続き協議していくことになりました。ブルンジは2015年4月から大統領派と反大統領派で衝突が起きており、400名以上が死亡するなど混乱が続いています。

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アフリカ連合とは

アフリカ連合(AU)は、アフリカ54ヵ国・地域が加盟する世界最大の地域機関です(注:我が国未承認の「サハラ・アラブ民主共和国」を含む。モロッコは非加盟。)。アフリカの一層高度な政治的・経済的統合の実現と紛争の予防・解決に向けた取組強化のために、2002年7月、「アフリカ統一機構」(OAU)(1963年5月設立)から発展改組されて発足しました。(外務省より)


Source:news24
Photo credit: Embassy of Equatorial Guinea via VisualHunt / CC BY-ND(写真はイメージです)

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