FIFAの新会長を決める国際サッカー連盟(FIFA)選挙において、アフリカ連盟(CAF)がアジア連盟(AFC)のサルマン・アル・ハリファ(Shaikh Salman bin Ebrahim Al Khalifa)会長への支持を決めたと複数のメディアが報じました。FIFA加盟の209協会が1票ずつを持つ同選挙では、54カ国の加盟国を持つアフリカ連盟が選挙戦の鍵を握るとみられていました。
アフリカ・ネイションズ・チャンピオンシップが開催されているルワンダの首都キガリにて行われた理事会にて、アフリカ連盟は全会一致でサルマン氏の全面的支援への合意に至ったと伝えられました。54票を持つアフリカ連盟の支持表明によって、サルマン氏はアジア連盟(AFC)の46票を加えた100票を固めたことになります。
8年間の活動停止処分を受けたブラッター氏の後任を選ぶ臨時総会は2月26日に開催されます。その他4人が立候補していますが、 53票を持つ欧州連盟(UEFA)や10票を守る南米連盟などから支持を得ているインファンティノUEFA事務局長(スイス)が有力候補となっており、サルマン氏との一騎打ちになると見られています。
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