世界初のフェアなダイヤモンドの誕生を目指して!
これまでの活動からダイヤモンド・フォー・ピースは、採掘者が陥っている悪循環と価格交渉ができない主な理由を下記の図のように考えました。
そして、ダイヤモンド・フォー・ピースは、この課題の解決を支援しようと下図の様に活動を実施しようと考えています。
サポーターへの依存を断ち切ることを目標に、収入を上げるための効率的な採掘手法の研修、効率的な副業の研修の他、採掘者たちが組合として組織化し組織としての能力を向上させるための一連の研修を計画しています。最初の研修として、現在チームビルディング研修を開発しています。
ダイヤモンド・フォー・ピースの介入が成功した暁には、採掘者の収入が向上し、サポーターへの依存を断ち切り、法に則った採掘を行い、彼らが採掘したダイヤモンドを正規国際市場に流通できるようになります。
最終的に将来フェアなダイヤモンドを実現するには、採掘者たちが民主的かつ透明性のある組合運営を行えるようになる必要があります。実現には単に研修を開発・実施するだけではなく、日々の活動に寄り添うコーチングを通して彼らを勇気付け、継続して取り組んでいける土壌を醸成していく必要があります。
クラウドファンディングに挑戦中!
ダイヤモンド・フォー・ピースは、リベリアで極度の貧困に苦しむ手掘りダイヤモンド採掘者達を対象に自立支援活動を開始しています。その一環として、コーチング・プログラムを開発・実施するために必要な資金150万円を集めるため、クラウドファンディングを実施しています。
本プログラムでは、ダイヤモンド・フォー・ピースのリベリア人スタッフがコーチとなり、毎月対象村を訪問し、彼らの組合活動の進捗を確認します。現在、重点的に取り組んでいるのは、会合を行った時に話し合った内容を記録するための議事録を作成することです。
採掘者たちは読み書きできない人も多く、議事録等の記録を作成する習慣がありません。そこで、プログラムでは、なぜ議事録を作成する必要があるのか、誰が作成するのか、担当者がいない場合はどうするのか、どのように議事録を作成するかということをコーチしています。
少しずつ彼らの技術は向上していますが、きちんとできるようになるには、まだまだ時間が必要です。また、少しでも進歩があった場合には評価し、彼らのやる気を高めるきっかけとするようにしています。
クラウドファンディングで募っているコーチング・プログラム実施(1年間)にかかる150万円の内訳は以下のとおりです。
- リベリア人担当スタッフ人件費:40万円
- リベリア国内 首都から対象村への移動費用・宿泊費:30万円
- コーチング・プログラム マニュアル作成:10万円
- 日本人専門家派遣にかかる渡航費:30万円
- モニタリング及びプログラム改善にかかる費用:15万円
- 本クラウドファンディングにかかる費用(CAMPFIRE手数料、リターン等):25万円
世界初のフェアなダイヤモンドの誕生をめざすダイヤモンド・フォー・ピースの活動への応援をよろしくお願いします!クラウドファンディングページはこちらから!
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