日本の家庭の味をケニア人にも!レストランをオープン!

ワンガリさんは今でも日本の味を探求し続け、度々日本へ渡航、日系食品メーカーや卸売り業者と商談を行ったり、本場日本の味を楽しんでいる。一層日本食のファンになったというワンガリさんはケニアでもっと日本の味が楽しめるようにと、新しく日本食レストランを開いた。

「初めてこのお店に来る(日本人以外の)お客様には、先ずこれが日本の食べ物だということから説明して、中国の食べ物とは違うことを理解してもらう必要があります。簡単な日本料理のレシピを伝えることも多いです。

おひたしは小松菜や蕪を美味しく食べるのに良い調理方法なので、手軽で健康に良いレシピを伝えるようにしています。ただ、料理の実物を見ないとなかなかどんな味になるかを伝えることはできませんよね。だからレストランを開き、料理を実際に味わってほしいと考え始めました。

新しく日本の家庭料理提供するレストランを、このお店(陣屋)の隣にオープンしました。日本人のお客様からの要望から開店を決めましたが、ケニア人にもっと日本食を楽しんでもらおうというのが狙いです。日本料理が広まれば、日本の食材も広まるだろうと期待しています。

ご存知のように、ナイロビにはCHEKA(ケニアで唯一日本人オーナーが経営する有名居酒屋店)という素晴らしい日本食レストランが既にあります。ただ、ここ(陣屋)からだと距離が遠く、この周辺に住んでいる方が気軽に来れるレストランが必要だと感じました。

お出しする料理の方向性も違うので、競合はしないでしょうね。私たちが目指すのは一汁三菜の献立を基本とした、いわば『おふくろの味(Mama’s taste)』、日本では普通の家庭で食べられている料理です。栄養バランスがよくて健康にも良い。ケニアでもアッパークラスを中心に健康に対する意識が高まっているので、この切り口は新鮮なものになるんじゃないかと思います」

迷いやすいのでご注意、現在の陣屋の場所は?

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ガソリンスタンドの裏側路地にある陣屋。週末は品揃えが豊富なので一度覗いてみてほしい。

近年ケニア在住の日本人は着々と増えており、出張や長期滞在でケニアに来る方も多いだろう。ちなみに、陣屋は主婦層の間では知名度が高いものの、オーナーの交代や移転に伴い、現在の陣屋がどこにあるかを知っている日本人は意外と限られている。ケニアで手軽に日本の味を楽しめるお店があるのに、これでは少々もったいない。

現在の陣屋のハーリンガム(Hurlingham)にある、レナナロード(Lenana road)沿いのAstrol Petrolというガソリンスタンドの裏手側路地にある。奥まったところにあるので注意が必要だ。表にあるガソリンスタンドから見て左側に裏側へ続く路地があり、そこを入っていくと正面にある二階の左側が陣屋だ。オープン時間はいつもドアが開いているので気軽に覗いてみるといいだろう。陽気な店員さんが暖かく迎えてくれる。

 

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長谷川 将士

長谷川 将士

株式会社グラスルーツウォーカーズ代表取締役CEO
二十歳からケニアでフィールドワークを続け、大学院時代に行った調査が共著論文として書籍に掲載されています。専門はアフリカ政治経済学(特に紛争及び市民暴力)。最近は中間層論と経済成長論に関心有り。日本のアフリカ報道と学術研究やフィールドワークから見えるアフリカ像が大きく異なることに疑問を抱き、エビデンスに基づいた現場発信型メディアを立ち上げるべく、ケニアで奮闘しています。弊社ジャーナルサイトは平日、正午に更新していますのでご一読ください。