原材料は子牛のフン!?魅力溢れるルワンダの伝統アート「イミゴンゴ」展が東京で開催へ!

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伝統壁掛けアートの「イミゴンゴ」をご存知ですか?原材料はなんと子牛の糞!その道 数十年の職人たちが練り出す、多種多様な幾何学模様のデザインは不思議な魅力を持っています。

そんなイミゴンゴにすっかり心奪われたルワンダ在住歴2年の加藤雅子さんは、このイミゴンゴを日本の人にももっと知ってもらうべく、「イミゴンゴ」展を9月5日(木)より東京で開催することを決めました!そして現在、展示会開催に向けクラウドファンディングに挑戦しています。

ルワンダの伝統アート「イミゴンゴ」とは!?

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イミゴンゴの特徴は伝統的なデザインで、黒、白、赤、グレーの色を使った幾何学模様です。最近ではそれ以外の色を使ったモダンな柄も登場しています。

イミゴンゴの発祥の地は、ルワンダ東部のキレへ郡です。中でも中心地から45分ほどバイクタクシーに乗って山に入った「Nyarubuye」(ニャルブイェ)というエリアが大元と言われています。

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ニャルブイェのエリアはかつてGisaka (ギサカ) 王国という独立した国であり、当時の王子様 Kakira (カキラ) が1800年代前半にイミゴンゴを作り始めたと言われています。

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イミゴンゴが出来るまで

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全て手作業で、まず生後2ヶ月〜1歳くらいまでの(母乳と草を半々くらいで摂取している)子牛の糞を集めます。近くにその月齢の子牛がいなければ、いるところまで延々と山を越えて歩いて行くことになります。

糞と混ぜる灰を作るための特定の種類の木を集め、灰にしたらそれをふるいにかけて、牛糞と混ざりやすいように粒を細かくするなど準備が製作の前段階にあります

これらの材料が全て手元に揃った状態でイミンゴの製作には約5日〜7日かかります。60cmを超える大判のサイズだともっとかかります。

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現在は子牛の糞にこだわらない、灰にする樹木の種類にこだわらないなど各地にて 時短で製作する方法も出てきているようです。

「イミゴンゴ」展を東京で開催!

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2017年よりルワンダに住み始めた加藤雅子さんは、そんな伝統アート”イミゴンゴ”の魅力のとりこになり、「イミゴンゴ」展を東京で実施することを決めました。そこでクラウドファンディング”ルワンダ伝統牛糞アート「イミゴンゴ」展を東京で開催”に挑戦しています。

現在は100%を達成し、8月15日までネクストゴール目指しています!200%達成した際には、イミゴンゴ用の袋としてアフリカンプリント布でお作りしたエコバッグが届けられます!

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ぜひ引き続きクラウドファンディングも応援いただき、またイミゴンゴ展の会場にも足を運んでいただけばと思います。

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【日時】2019年9月5日(木)〜10日(火)
【会場】hako gallery 2階(最寄り駅:代々木上原駅 徒歩4分)
【料金】無料
【クラウドファンディング】https://camp-fire.jp/projects/view/179142
【fbページ】https://www.facebook.com/events/483202698912878/
【Twitter】https://twitter.com/imigongotokyo

当日はイミゴンゴの展示、販売(数量限定)、デザインの名前や意味についての解説、ルワンダの空気を感じられるようなお写真などが展示される予定です。また、ルワンダにまつわる雑貨や製品、ルワンダコーヒー、ルワンダティー等も用意されるそうです。

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