アフリカの事業融資金利の最安化を目指す!HAKKI AFRICA、第三者割当増資を完了!

アフリカ東部に位置するケニア共和国において、マイクロファイナンス事業を展開する日系スタ-トアップ”HAKKI AFRICA”は、ケニアにおける小規模事業者への小口融資の原資の充足を目的として、第三者割当増資による資金調達を実施しました。金融のテック化を図ることで、アフリカの事業融資の金利を先進国並みの低金利化を目指します。

金融のテック化で小規模事業者にも融資を実現!


写真:HAKKI AFRICA incの現地従業員(写真左:共同創業者COO時田浩司、写真右:共同創業者CEO小林嶺司)

HAKKI AFRICAは、東アフリカのケニア発のマイクロファイナンススタートアップです。銀行や地域のお金持ちが敬遠する信用情報の存在しない貧困層の小規模事業者にも積極的に少額から事業融資を実施しており、貯まった独自の信用スコアリングDBを利用することで、さらに大きな融資を届けられる仕組みを作り出しています。

また、テクノロジーを積極的に取り入れており、格安フィーチャーフォンでも申し込み可能なSIMアプリであるUSSDを活用し、即時の申し込みから数秒で審査かつモバイルマネーへの送金が実現しました。

これにより遠隔でどこよりも早く必要な事業資金を受け取る事が可能です。 従来の銀行や地域のお金持ちによるお金の貸付はこれまでもありましたが、アフリカでは人の労力を必要とする部分が多く、金利は世界平均より高い水準でした。

しかし、HAKKI AFRICAが目指す金融のテック化は、将来的に金利が劇的に下げられる可能性があります。 HAKKI AFRICAは、数年後にアフリカの事業融資の金利を先進国並みの低金利にする事を目標としています。

HAKKI AFRICA、第三者割当増資を完了!

HAKKI AFRICAは、ケニアにおける小規模事業者への小口融資の原資の充足を目的として、Samurai Africa Fund 1 号投資事業組合、ファルス株式会社、柳澤大輔氏を引受先とする第三者割当増資による資金調達を実施したと2020年4月16日に発表しました。

今回の資金調達を通して、信用スコアリング処理システムの精度向上と、貸し出し原資を充足化し、さらなる事業の拡大を目指します。

出資企業の1社であるサムライインキュベートのManager Emerging Countries Groupの小池氏は今回の資金調達に関して、「小林さんに初めてお会いしたのは2年前のナイロビでした。すでに日本でのエグジットの経験を持ち、自身にとって未開の地であるケニアに単身で乗り込んで来ていて、非常にバイタリティのある起業家の方だなと感じました。

それから複数事業の検証・ピボットを経て、今回の事業に行き着いたタイミングで出資検討をさせていただき、小林さんの愚直に顧客と事業に向き合う姿勢が何よりも魅力に感じ、出資を決定しました。」と話していいます。

また、「現地の事業者を支えるプレイヤーや仕組みがまだまだ足りていない中で、テクノロジーを活用しながら、想いを持ち、現地事業者に必要とされる事業を作り上げていこうと挑戦しているHAKKI AFRICAとご一緒していくのがとても楽しみです。」と期待を述べています。


記事提供元:アフリカの事業融資金利の最安化を目指すケニアのマイクロファイナンス企業HAKKI AFRICA(ハッキアフリカ)が第三者割当増資を完了|PR TIMES 

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