米コーヒーチェーン大手のスターバックスが、2016月4月に南アフリカの経済都市ヨハネスブルグにオープンすることが決まったと、スターバックスとライセンス契約を結んでいる南アフリカ企業『テイスト・ホールディングス(Taste Holding)』が発表しました。スターバックスは、サブサハラ以南アフリカ地域については未進出であり、これが初めての出店となります。
スターバックスは2015年7月、南アフリカを拠点にドミノ・ピザを始め飲食店や高級品店を運営するテイスト・ホールディングスとライセンス契約を結び、アフリカ市場に初進出する旨を公表しました。これまでスターバックスは、北アフリカに位置するエジプトの首都カイロやモロッコのカサブランカやマラケシュなどの地域には数店舗出店していました。一方で、サハラ砂漠以南アフリカでは出店おらず、これが初のアフリカ市場進出となります。
1号店は高級住宅が集まるローズバンク地区にオープンする予定で、4月末には首都近郊で2号店のオープンも予定しています。テイスト・ホールディングスは、2016年中に最低12店舗を開設し、5年以内に国内で200店舗以上の出店を目指しています。テイスト社は国際的な価格の維持すると述べており、一般的なコーヒーショップとは少し高めの設定となる予定です。スターバックスが今後テイスト社と共に、どの様にアフリカ市場を攻略していくのかに注目が集まります。
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- 参照元:http://www.tasteholdings.co.za/src/news_pdf/Starbucks_Coffee_comes_to_South_Africa_in_2016.pdf
- Photo credit: toshi.panda via VisualHunt.com / CC BY-NC-SA(※写真はイメージです)
ヨハネスブルグは首都ではない
誤りについてご指摘をいただき、誠に失礼いたしました。修正いたしました。