こんにちは、一般社団法人アフリカクエスト理事の岸です。
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の女子バレーボールで、日本と初戦を戦う予定のケニア代表チーム。
ケニア代表コーチを日本人が務めていることをご存知でしょうか。
今回は、ケニア女子バレーボール代表コーチで、現役青年海外協力隊員である片桐翔太さんへの緊急インタビューを実施しました。
JICAでは、3月下旬に世界中で活動をしていたボランティアの緊急一時帰国を決定しました。
また、時を同じくして、国際オリンピック委員会(IOC)では、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の2021年への延期を決定しました。
2020年1月に16年ぶりに五輪出場権を獲得していたケニア女子バレーボール代表に、新型コロナウイルス感染拡大が与えた影響について、片桐さんに現場からの声をお届けいただきました。
ケニア代表16年ぶりの五輪出場権獲得までの舞台裏!
ウガンダでの活動に続いて2度目の協力隊として、ケニアに赴任した片桐翔太さんは、2019年5月にケニアバレーボール女子代表チームのコーチに就任しました。
オリンピックアフリカ予選や日本で開催されたワールドカップにも帯同する中で、日本の常識とは異なる驚くことがたくさんあったと言います。
インタビュー前編では、アフリカ国内でのバレーボール勢力図やケニア人選手のフィジカル、試合前後のエピソードなど、16年ぶりの五輪出場権獲得までの舞台裏を伺いました。
インタビュー前編
収録エピソード
- 協力隊としてウガンダでも活動
- ケニアでの活動内容(ケニアチームの伸びしろ)
- 東京2020オリンピック予選(No1はケニア?カメルーン?)
- 日本でのワールドカップにも帯同
- 東京2020オリンピック出場決定(ダンス禁止令!?)
新型コロナ感染拡大による影響と現在の心境!
2020年1月にケニア女子バレーボール代表チームが東京2020大会への出場権を獲得し、ケニアでもバレーボールフィーバーが起きる中、新型コロナウイルス感染拡大のニュースがケニアでも騒がれるようになりました。
初めは「他人事」であった新型コロナが、片桐さん自身の一時帰国・東京2020大会の延期・国内リーグの延期とケニアバレーボール界にも大きな影響を与えています。
インタビュー後半では、感染が拡大する中での選手からの反応や、東京2020大会の延期がケニアチームに与える影響について、選手たちの給料事情やケニア人のネットリテラシーなどにも踏み込んでお話を伺いました。
インタビュー後編!
収録エピソード
- 新型コロナウイルス感染拡大・一時帰国決定
- ケニア人のネットリテラシー
- バレーボール界の反応(コロナ拡大・オリンピック延期)
- 選手の給料事情(コロナがバレーボール界に与える影響)
- 東京2020大会にかける想い(ケニアへの歴代日本人指導者の貢献)