こんにちは、PLAS代表の門田です。
多くのみなさまに、温かいご支援を頂戴し、誠にありがとうございます。
日本も大変な中、こうしてアフリカに思いを馳せてご支援くださる方々いることに感激しています。
現在、131人の方から、156万5千円のご支援が集まっています。
残り17日で、達成率は44%。本当にありがとうございます。
今回はPLASが4月にケニアの事業地で実施した活動についてご報告します。
ケニアでの食糧、石鹸の配布を開始!
4月中旬に早速ケニアに82万円を送金し、4月21日より食糧と石鹸の配布を開始しました。
支援を受け取る方々が殺到しないように配慮しながら、徐々に配布を進めていきました。
オペレーションにまだまだ課題はありますが、ソーシャルディスタンスに配慮して配布しています。
こうした混乱の中でも懸命に活動してくれるスタッフたちに頭が上がりません。
ひとり親の90家庭に、食糧と石鹸の配布が完了!
4月22日には現地パートナーNGOであるビアジェンコのスタッフが、もっとも脆弱な家庭90家庭に、食糧と石鹸の配布を終えました。
どのご家庭も、ひとり親で子どもたちを育てている家庭で、多くの方はHIV陽性のシングルマザーです。
その日暮らしをしている人が多いこの地域では、災害や病気に非常に脆弱であり、緊急支援が彼らや子どもたちの命をつないでいます。
今後の行方を心配する中で、1か月分の家族の食糧が確保できることが、安堵につながっているようです。
石鹸を受け取ったお母さん。食糧もお渡ししました。
食糧をもらいにきたお母さんたちに正しい手洗い方法を説明しています。
村への手洗い場の設置を開始!
PLASの活動地であるケニアのホマベイ県で、4月下旬、はじめて新型コロナウイルスの感染者が確認されました。
より一層の感染予防が必要な中で、地元の村長さんたちに協力をもらい、村長さんの事務所に手洗い場を設置してもらいます。
水タンクとスタンド、石鹸を購入して、14箇所の村長事務所で手洗いの啓発活動を行います。
混乱の中、住民が相談に訪れる村長の事務所に手洗い場があることは、その地域の感染を防ぎ、手洗いの重要さを啓発することができます。
4月28日時点では、順次、手洗い用の水タンクとスタンド等を村長さんにお渡ししているところで、すでに12名の村長さんへのお渡しが完了しています。
わたしたちが活動するすべての地域の村長さんが協力してくださり、本当にありがたいです。
そして感染予防について、村長さん自身も重要さを感じていらっしゃるのだと心強く思っています。
こうした支援を、いち早く多くの方に届けるために、みなさんの応援、ご寄付を引き続きどうぞよろしくお願いします。