マラウイを身近に!JICA海外協力隊マラウイ隊員と企業のオンライン意見交換会が開催!

JICA(国際協力機構)は、マラウイに進出したい企業と、マラウイの青年海外協力隊員をJICAがマッチングし、現地における社会的課題解決のためのビジネス展開等を目的とした意見交換の場を開催します。

マラウイでの事業展開のための情報収集、及びビジネスモデルのブラッシュアップの場として、本イベントへのご参加お待ちしております。

マラウイの紹介!

マラウイ共和国はアフリカ南東部に位置する内陸国で、大地溝帯と巨大なマラウイ湖によって隔てられた高地の地形が特徴です。

国土面積は日本の大体3分の1、人口は1,862万人です。

独立以降、アフリカでは珍しく外国との戦争や内戦を経験しておらずWarm Heart of Africa(アフリカの温かい心)という別称を持ちます。

隊員の活動は現地情報の宝庫

JICA海外協力隊は、2年間に及ぶ途上国での活動にあたって、配属先の人々と良好な関係を築き、現地の状況を把握し、柔軟かつ的確な活動を行うことが求められます。

その現地に根差した活動から、市場ニーズや現地の問題意識など、留学や現地駐在などでは得られない情報を豊富に有しています。

隊員と民間企業のマッチングの可能性

JICA海外協力隊は、「ローカルなミクロ情報(市場ニーズ等)や現地ネットワークを有している」一方で、「途上国リソースだけでは解決できない課題や、活動中の日本との関わりが限定的である」ことが課題となっています。

他方、民間企業にとっては、国内需要の減少による海外展開ニーズの高まりを受けて、「SDGs を通じたビジネス展開」が求められつつも、現地の「ミクロ情報がない」ことが喫緊の課題となっています。

そこで、JICAは新規事業として「協力隊と民間企業をつなぐマッチングプラットホーム」の検討を開始しました。

この事業では、 隊員の有する様々な情報を民間企業に共有することで、企業のより具体的な事業展開計画の立案を目指します。

それと同時に、民間企業からは「途上国等ニッチ課題に対応する製品・技術や資金力」を海外協力隊の活動に活用し、より充実した隊員活動を目指しています。

現在は、新型コロナウイルスの関係で全隊員が帰国している状況ですが、マラウイ隊員が現地で経験してきたリアルなマラウイ情報に触れることで企業のより具体的な事業展開計画の立案を後押しできればと思います。

イベント概要

  • 参加対象者:マラウイでのビジネスアイデアをお持ちの企業の皆様など参加・応募にあたってご参加・ご応募にあたっては、「応募フォーム」に必要事項をご記入の上、応募締切日までに下記アドレスまでご連絡することになっています。応募フォームは、記載の自由度の高いパワポ形式になっています。
  • 参加応募締切:7月17日(金)正午です。
  • 申込みフォーム概要ページ

プログラム(予定)

全体で2時間程度を予定しています。
適宜Zoomのブレイクアウト機能を使用しグループに分かれて活動します。

主なプログラム内容は以下のとおりです。

  1. JICAから本事業概要の説明
  2. 参加企業からビジネスアイデア等を提示
  3. 隊員から企業のアイデア等に対するフィードバックや意見交換を実施イベント詳細

最後に

マラウイ進出に興味ある企業と隊員でオンライン意見交換するというシンプルな企画ですが、これを機会に隊員のマラウイでの活動の知見が生かされ、かつ企業と協力隊のネットワークが生まれ、そして企業がマラウイ進出への心理的ハードルが下がると嬉しいなと思います。

これを機に一人でも多くの方にマラウイを身近に感じていただけると嬉しいです!


※本記事は主催者様よりご寄稿いただきました

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