第8回アフリカ開発会議(TICAD8)、2022年にチュニジアで開催へ!

外務省は、2022年に予定されている第8回アフリカ開発会議(TICAD8)をチュニジアで開催することを正式に決定しました。

アフリカでの開催は、2016年にケニアで開催されて以来、2回目となります。

アフリカ開発会議(TICAD)とは!?

TICADはアフリカ開発をテーマとする国際会議で、1993年の第1回会議以降、2013年の第5回会議までは5年に一度開催され、2016年に初めてアフリカ(ケニア,ナイロビ)で行われた第6回会議からは、3年に一度の開催となりました。

第1回から第3回会議までは東京において、第4回及び第5回、また昨年の第7回は横浜で開催されました。

現在は国連、国連開発計画(UNDP)、世界銀行、アフリカ連合委員会(AUC)がTICADの共催者となっています。

TICAD8、チュニジアで開催へ!

2022年に予定されているTICAD8を北アフリカに位置するチュニジア共和国で開催することについて、TICAD共催者間の協議を経て、正式に決定しました。

アフリカは、21世紀最大のフロンティアである一方、紛争や貧困など多くの課題に直面しています。

中でも、新型コロナウイルス感染症は、保健・医療面を始めとして、アフリカが抱える脆弱性を浮き彫りにしています。

こうした中で、4半世紀を超える歴史を誇るTICADは、保健分野を含むアフリカの開発課題に取り組む多国間の国際会議として、その意義を高めています。

日本としては、昨年8月に横浜で開催されたTICAD7の成果を踏まえ、TICAD8に向け、アフリカ自身が主導する発展を引き続き力強く後押ししていく考えです。


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