日本初のアフリカ系大学長ウスビ・サコ氏が語る、日本人に向けたメッセージ!

「アフリカと日本をつなぐ」NPO法人AYINA副代表の内藤です。

現在、活動本拠地のベナンから一時帰国中でして、久しぶりに長めに滞在しておりますので、日本の季節の移り変わりの早さに肉体が対応できずにビックリしております。

今回はイベントのお知らせになります。

関西弁も流暢な日本初のアフリカ系学長!

「なんでねん!」と完璧な関西弁を話す日本初のアフリカ系学長。2年半前に京都精華大学の学長に抜擢された、マリ出身のウスビ・サコ学長です。

サコ学長は、母国のマリで家族や親族、ときには「誰やねん」と、知らない方とも共に生活をするような環境で育ち、中国での留学経験をし、日本へやってきました。

多くの文化や人に囲まれた環境で育ったからなのか、サコ学長の視点は非常に多様で柔軟、かつ芯が通ったものばかりです。

愛があるからこそ、その人のためになることならハッキリ言う。

そんなサコ学長が私たち日本人に向けたメッセージとも取れるような本を2冊出版されました。

「これからの世界」を生きる君に伝えたいこと

アフリカ出身 サコ学長、日本を語る

大好きなニッポンに『なんでやねん!』

この本を少しでも多くの方に届けたい、サコ学長のことをもっと多くの方に知ってほしいという想いから、AYINAが10月4日にオンライン出版イベントを開催することになりました。

題して、日本初 アフリカ系大学長ウスビ・サコ氏の大好きなニッポンに『なんでやねん!』!

こちらでは、本をまだ読まれていない方も既に読まれた方も楽しんでいただけるような内容でお届けいたします。

様々な経験をしてきたからこそ出てくる考え方、「マリ人」というアイデンティティがあるからこその視点、サコさん自身が持つ想いなどなど、サコさんが話されることはどれも本当に面白いものばかりです。

今回のイベントが大人にとっても子供にとっても学生にとっても、何かに気づき何かを学べるきっかけになると思っています。

先日告知をスタートしたばかりですが、現時点(9/24現在)で91名が参加表明をしていただいております。

100名でお席を用意しておりましたが、席数も増やして出来るだけ多くの方に参加してもらえるように対応中ですので、ぜひともこの機会にサコ学長のお話をライブで聞いていただければと思います。

イベント概要

  • 日時:2020年10月04日(日)18:00〜20:00
  • 場所:オンライン(zoom使用
  • 参加費:無料
  • 使用言語:関西弁
  • 申込みページ:https://oussoubysacko.peatix.com/

サコ学長プロフィール

マリ出身。北京語言大学、南京東南大学等を経て、京都大学大学院工学研究科建築学専攻博士課程修了。博士(工学)。研究対象は「居住空間」「京都の町家再生」「コミュニティ再生」「西アフリカの世界文化遺産(都市と建築)の保存・改修」など、社会と建築空間の関係性を様々な角度から調査研究を進めている。著書に『知のリテラシー・文化』、論文に「バマコの集合居住の生成と中庭型在来住宅の形成過程の考察」など。(京都精華大学HPより引用)


※本記事はNPO法人AYINA副代表の内藤様からご寄稿いただきました。

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