南アフリカの広大な大地をロードレーサーが快走しています。
向かうはアフリカ大陸の最南端「喜望峰」です。
突然の乱入!追いかけきたには鳥類最速のアイツ
数人で楽しく走っていると、彼らを後ろから猛追してくる1つの影。
振り返ると、そこにいるのはなんとダチョウ!
しかもかなり速い!
南アフリカでまさかの”ダチョウ VS 競技用自転車”の奇跡の異業種対決が実現!
さぁその世紀の対決の行方は・・・!
一瞬で追いつてきたダチョウはピタリとロードレーサーの後ろに付けます。
さすが鳥類で最速のオトコ。
凄まじいスピードで自転車を追いかけます。
ダチョウは最高で時速43.5マイル(時速約70km)で走ります。
これでは自転車が振り切れないわけです。
勝つのはどっちだ!?奇跡の対決動画はこちらから!!
ダチョウも参加した南アフリカの自転車レースに注目が集まる!
これは南アフリカのケープタウンで毎年3月に開催されている世界最大規模の自転車レース「ケープ・アーガス・サイクルツアー」での出来事だそうです。
気持ちよく走る姿をみて、きっとダチョウも参加したかったんでしょうね。にしても走りながらこの貴重な映像を撮影したオレクシー・ミシチェンコ(Oleksiy Mishchenko)もお見事です。
ちなみにこの奇跡の光景に2013年、2015年のツール・ド・フランスで2度の優勝を誇る五輪メダリスト、クリス・フルーム(Chris Froome)も思わず反応。「この対決はアフリカだけだ!」と驚いたとツイートしています。
Only in Africa! 😂 That ostrich though 🙌https://t.co/m3f8mvCTOK
— Chris Froome (@chrisfroome) 2016, 3月 5
牧場もたくさん!南アフリカはダチョウ大国!!
一方、南アフリカでは食用ダチョウの飼育がとても盛んなのです。
ダチョウは南アフリカの主要貿易品ともなっています。
遡ること、1880年代。ダチョウの羽を使ったファッションがブームとなり、ダチョウ産業が繁栄したと言われています。
ダチョウ牧場(シーファーム)では、ダチョウに乗ったり、卵やヒナの見学などをすることができます。
もちろん、レストランではダチョウの新鮮なお肉も食べることができます。
筋肉がしっかりしているから硬そうなイメージがあるダチョウ。
実は意外とやわらく、しかも赤みが少ないのでヘルシーなんです。
残念ながら日本には南アフリカのダチョウは輸入されていません。
しかし一部のレストランではダチョウ料理を振る舞う店もあるとか!
もし見かけたら一度トライしてみてください。