JリーグMVP&得点王、オルンガ選手も協力!A-GOALプロジェクトチャリティーオークション開始!

現地のアイディアをソーシャルビジネスへ

 自立支援の次の一手としてA-GOALプロジェクトが検討しているのが、現地の人と協力したソーシャルビジネスです。コミュニティーのことをよく知る現地のスポーツクラブ関係者がビジネスアイディアを発案し、そこにA-GOALプロジェクトがアドバイスと資金提供を行います。

ケニア、ナイロビでサッカークラブを営むムニール・ラマザンさんが提案するのは、スラムのゴミ回収事業です。A-GOALの予算でリヤカーや車を配備して定期的にゴミを回収すれば、100万人以上が住むと言われるスラムのゴミ問題を解決できるのではないかと語ります。

ムニールさんが活動するカワングワレスラムではゴミが計画的に回収されず、道端に散乱しているといます。現地ではゴミ回収の必要性が高まっているようで、引き取ってもらうためにお金を払う家庭もあるそう。これをビジネス化できれば、多くの雇用を生み出せるとムニールさんは期待します。

「『魚を与えるのではなく、魚の獲り方を教える』とよく言うが、現地の人たちは「魚の獲り方」も知っている場合が多い。必要なのは、彼らのアイデアを形にするためのサポートである。」と、岸さんは意気込みます。

A-GOALプロジェクトは企業と連携した自立支援も進めています。TAIYO株式会社は、炭水化物に偏ったナイジェリアの食料事情を改善すると同時に雇用の創出をめざし、アブジャ大学と連携してナマズの養殖プロジェクトを開始しました。

A-GOALプロジェクトはTAIYOが作るナマズ養殖用の池に出資し、そこで育ったナマズやその売り上げの一部を活動資金に回すことを計画しています。

TAIYOは24の養殖用池のほか、ふか場や燻製加工場も建設予定で、4月から12月の9ヶ月間でのべ、1680人を雇用する予定。これにより約730世帯にナマズを流通させる事ができるといいます。

マラウイで進む農業支援、ケニアでのソーシャルビジネス、そしてTAIYOと連携したナイジェリアでのナマズ養殖事業。緊急支援から自立支援への大きな広がりを見せるA-GOALプロジェクト。A-GOALチャリティーオークションの収益は、より持続的にアフリカと日本を繋ぐ活動に活用されます。

A-GOALプロジェクトメンバー募集中

A-GOALでは、プロジェクトメンバーを募集しています。関心のある方は、下記フォームよりお申し込みください。A-GOALプロジェクト事務局よりご連絡いたします。

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