高速オフセットは、SDGsに賛同する企業を印刷の面からサポートするべく、SDGs17の項目を全て達成している用紙、「バナナペーパー」を使用した環境報告書の印刷サービスを始めました。
このバナナペーパーはフェアトレード商品で、南部アフリカに位置する原料産地であるザンビア共和国での雇用や教育支援につながっています。
SDGsに取り組む企業も注目!
持続可能な社会の実現に向けて様々な企業がSDGsに取り組む中で、環境に配慮した印刷方法や用紙を提案する機会が増えています。
特にバナナペーパーは、2020年に高速オフセットでの取り扱いをスタートして以降、名刺やポストカード等の印刷において、年々問い合わせが増加しています。
高速オフセットはこのような多様なニーズに応えるべく、バナナペーパーをもっと様々な印刷商材に使用できないかと考え、この度環境報告書への印刷サービスをスタートしました。
SDGsが掲げる17の目標すべてを達成できる!
バナナペーパーは、普段は捨てられてしまうバナナの茎に古紙とFSC®認証パルプを加えて作られた紙です。
バナナペーパーに使用されるバナナの茎は、ザンビアで収穫されています。
この茎はフェアトレードで取引されているため、現地の雇用及び生活資金、教育費に繋がっています。
また、捨てられるはずだったバナナの茎を使うため、余分な木を切ることなく森林保護にも繋がります。
中面は「読みやすさ」重視!
表紙をバナナペーパー、中の用紙をFSC®認証紙(上質紙、マット紙、コート紙などFSC®認証紙の中から選べます)にすることで、中身の可読性を向上させました。
バナナペーパーは、少し黄味がかった色合いと独特のつぶつぶ模様、少しザラリとした感触が特徴です。
手に取ったときのインパクトが重視されています。
一方で中面は、文字や図がきちんと読めるように別の用紙で構成。
FSC®認証紙の中から選べるので、すべてのページが環境に配慮した環境報告書と言えます。
環境に配慮した商材も取り揃える、印刷会社高速オフセット
株式会社高速オフセットは、毎日新聞グループホールディングスを支える中核の総合印刷会社です。
1986年設立、『発想から発送まで。伝えたいを伝わる形に』を合言葉に、主力の印刷事業はもちろん制作(紙面/WEB)事業、出版事業、ネット通販事業、自社商品の開発などをサービスとして取り扱っています。
環境に配慮した印刷技術や用紙の活用に長年着目し、水なし印刷、ベジタブルオイルインキ、バイオマスインキ、バナナペーパー、バガス紙/タンザニアコットンペーパーなどSDGsに対応している商材を広く取り扱っています。
紙とデジタルの共存にも注力し、従来の『印刷』の枠組みを越えた、更なる成長を目指した挑戦を続けています。
高速オフセットでは、総合印刷会社として、また環境対応印刷を数十年取り組んできた企業として、これからも様々なSDGsに関する印刷技術・商品の開発が期待されています。