AAIC Investment Pte. Ltd. が組成・運営を行うAfrica Innovation & Healthcare Fund(AHF 2号)に丸紅が出資・参画しました。
創業164年、国内外に132拠点と広い知見とネットワークを持つ総合商社の同社が参画することで、今後当ファンドとその投資先に高いシナジー効果がもたらされるよう期待すると共に、ヘルスケア領域とその関連領域における価値ある事業を創出し、アフリカとその周辺地域への貢献を推進していきます。
また、AHF2号は中東・北アフリカ圏(MENA)で急成長中のヘルステック企業Aumetへの出資を行ったと発表しました。
アフリカのデジタルヘルスケア関連企業に投資!
AAIC Investmentは2017年に日本初のアフリカファンド『Africa Healthcare Fund(AHF1号)』を立ち上げ、47百万USドル(約58億円 )を調達し、SDGsの一つでもある、ヘルスケアセクターを中心に現在までに30社の企業へ出資・成長支援を行ってきました。
4月のAHF2号ファースト・クローズには、朝日インテック株式会社、エーザイ株式会社、大原薬品工業株式会社などが参画していましたが、今回、丸紅株式会社が加わり、引続き投資活動、投資先の成長支援を行いながらターゲットの150百万USドル(約185億円 )を目標に自己募集活動を行います。
MENAで急成長中のヘルステック企業Aumetに出資へ!
また、AHF2号は中東・北アフリカ圏(MENA)で急成長中のヘルステック企業Aumetへの出資を行いました。
Aumetは、中東・北アフリカ圏(MENA) 最大級のB2Bヘルスケアマーケットプレイスを展開しており、薬局とサプライヤーをつなぐ、医薬品のB2Bマーケットプレイスを運営、自社の決済機能も備え、薬局には在庫管理システム、サプライヤーにはERPシステムを提供しています
同社はヨルダン、エジプト、トルコ、サウジアラビアで事業展開し、同社は2016年の創業ながら、既に3,339の薬局などと884,000件以上の取引を行い、累計の取引額は88百万USドルを超え、The Silicon Reviewの「50 Fastest Growing Companies of the Year 2021」 にも選出されました。
AHF2号では、新型コロナウィルスの発生以降、遠隔診断、人工知能(AI)診断などDX化が急速に進んでいるデジタルヘルスケア関連企業、そしてアフリカスタートアップの成長を牽引しているフィンテック、インシュアテックなどのテクノロジー企業を中心に引続き出資・成長支援を行っていきます。