JICA、ウガンダの大カンパラ首都圏の都市開発マスタープラン策定を支援へ!

国際協力機構(JICA)は、ウガンダ共和国政府との間で、開発計画調査型技術協力「カンパラ首都圏都市開発マスタープランプロジェクト」に関する討議議事録に署名しました。

大カンパラ首都圏において、都市開発マスタープランを更新し、地区別の詳細計画の策定及びそのための策定ガイドラインを作成することにより、適切な都市開発管理の実現を図ります。

人口増加で求められる都市開発プラン!

東アフリカに位置するウガンダ共和国の大カンパラ首都圏(GKMA: Greater Kampala Metropolitan Area)は、首都カンパラを含む首都圏全域で約320万人の人口を抱えおり、ウガンダのGDPの3分の1が大カンパラ首都圏で生産されています。

大カンパラ首都圏の中心であるカンパラ市では、人口増加に伴い、急激な開発が進むものの、急峻な丘に囲まれた盆地のため開発適地が限られ、斜面部や郊外部への無計画・無秩序な開発が進み、交通、環境、防災、景観上の問題が発生しています。

2040年を目標とした都市開発マスタープランが既に承認されている一方で、地区別詳細計画が存在しないことにより、許認可制度が十分に機能していないことが、計画に基づかない開発が進められている原因の一つとして挙げられています。

また、適切かつ効果的に都市開発を進めて行くためには、最新の人口予測など、現状に合わせたマスタープランの更新が必要とされています。

大カンパラ首都圏の都市計画の策定を支援!

国際協力機構(JICA)は、2020年12月14日、カンパラにて、ウガンダ共和国政府との間で、開発計画調査型技術協力「カンパラ首都圏都市開発マスタープランプロジェクト」に関する討議議事録(Record of Discussions: R/D)に署名しました。

本案件は、大カンパラ首都圏において、都市開発マスタープランを更新し、地区別の詳細計画の策定及びそのための策定ガイドラインを作成することにより、適切な都市開発管理の実現を図るものです。


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