Degas(デガス)株式会社が、この度日本マイクロソフトコーポレーションが世界140カ国以上で展開しているスタートアップ支援プログラム「Microsoft for Startups Founders Hub」に採択されたことを発表しました。
⼩規模農家のDXを推進するDegas!
Degasは、「人々の生活を劇的に変える」をビジョンに、モバイルアプリ、AI、衛星データなどのテクノロジーを用いてサブサハラアフリカの⼩規模農家のDXを進めています。
「泥臭い」現場⼒と、「最先端の」開発⼒を持つハイブリッドカンパニーとして2018年に創業され、現在では約15,000軒とガーナ最⼤の農家ネットワークを形成し、独自データを用いた農家クレジットスコアの作成、提供を行っています。
この技術と着想が評価され、今回「Microsoft for Startups Founders Hub」に採択されました。
マイクロソフト社が提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」を活用し、Degasは農家DX事業のさらなるスケール化を目指すとともに、独自システムおよびオペレーションノウハウのパッケージの、小規模農家から原料調達を行う企業への横展開を進めていきます。
農家ネットワーク「Degas Farmer Network」!
Degasが提供する「Degas Farmer Network」はガーナを中心とする小規模農家約15,000軒が参画するネットワークです。
Degasはサブサハラアフリカの農家のヘクタールあたりの年間収穫量が世界平均の35%(出典:FAOSTATRecommended Production Practices for Maize in Ghana.or Maize in Ghana.)という低い生産性を改善し、所得水準を向上するために、テクノロジーを使った”農家ファイナンス事業”を実施し、高品質な農業資材の提供から営農指導、集荷・貯蔵・販売を一気通貫で提供。
国内最高品質・最大量のトウモロコシを生産し、同国・同大陸の食糧自給率の向上に貢献しています。
また、Degasに所属する 60人以上のフィールドエージェントが、自社開発したソフトウェアを駆使し農家データを収集・解析。
Degas独自の与信判断アルゴリズムに則り、各農家は環境や資産状況に左右されることなく農業資材を入手にすることが可能になり、所得とQOL(Quality of life 生活の質)の劇的な向上に繋がるサービスを享受することが可能です。
また、収穫したトウモロコシ12万袋超にQRタグを付与し、袋単位でのトレーサビリティ(いつ、どこで、どの品質で生産・出荷したのか等)を確保しています。
「Microsoft for Startups Founders Hub」とは
マイクソフト「Microsoft for Startups Founders Hub」ページ:https://www.microsoft.com/ja-jp/biz/startups
「Microsoft for Startups Founders Hub」は世界140カ国以上で展開しているスタートアップ支援プログラムです。
このプログラムに参加することで、「Microsoft Azure」の開発環境の提供や技術サポート、マイクロソフトとの共同プロモーションや PR などの実施を行うことが可能になります。