商船三井グループ、ケニアの首都ナイロビで物流ジャパンデスクの設置と倉庫運営を開始!

商船三井とグループ会社の商船三井ロジスティクスは、日本顧客向けにアフリカの輸出入およびアフリカ内における物流の相談窓口として、ケニアのナイロビにジャパンデスクを共同で設置しました。

また2023年7月には、ナイロビで商船三井グループ初となるアフリカでの自社グループ運営の倉庫の営業も開始しました。

アフリカにおける物流の課題!

アフリカでは、道路、港湾施設、鉄道、空港などの不十分なインフラ、治安、国境における煩雑な手続きなど、様々な問題が効率的な物流の妨げとなっています。

加えて、アフリカ各国への輸出においては、船積み前検査の要否や内容が異なり、各国で異なる複雑な税金体系も存在します。

アフリカにおける商船三井グループの取り組み!

商船三井グループは、現在ケニアにおいて現地法人 MOL Shipping (Kenya) Ltd.と、商船三井ロジスティクスのナイロビ支店を有し、アフリカ発着の海上輸送、航空輸送のフォワーディング事業を行っています。

2023年5月にはモーリシャスを拠点とするコングロマリット ロジャーズ・グループの物流部門 Velogicのケニアにおけるロジスティクス子会社 General Cargo Service Limitedと戦略的提携を目的とした覚書を締結し、ケニアや周辺諸国において、フォワーディング、通関、倉庫マネジメント、陸送等を含むトータルロジスティクスサービスを共同で提供しています。

物流ジャパンデスクの設置と倉庫運営を開始!

商船三井とグループ会社の商船三井ロジスティクスは、日本顧客向けにアフリカの輸出入およびアフリカ内における物流の相談窓口として、ケニアのナイロビにジャパンデスクを共同で設置しました。

ジャパンデスクでは、アフリカ物流に特化した日本人の専任者を配置し、それぞれのお客様向けにカスタマイズした最適な物流ソリューションを日本語で提案できる体制を整えています。

またナイロビで商船三井グループ初となるアフリカでの自社グループ運営の倉庫の営業も開始しました。

ナイロビ倉庫は、食料や医薬品取り扱いの免許を保持している倉庫です。

主要空港のジョモ・ケニヤッタ国際空港まで車で15分ほどの距離にあり、ナイロビの内陸コンテナデポに隣接している好立地にあることから国際物流に非常に便利なロケーションとなっています。

商船三井グループは、経営計画「BLUE ACTION 2035」のポートフォリオ戦略・地域戦略において、アフリカを含む新興国地域での物流事業等の非海運事業の新規開拓・拡大を掲げており、引き続きアフリカ地域での事業推進に取り組んでいきます。


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