アフリカで暮らす現役「開発ワーカー」が語る、国際開発業界での生き方と考え方!

初めまして。開発ワーカーでブロガーの高橋逸郎(takahashi126)です。

ブログトップ画像(小)

縁あって4月からAfrica Questの編集局ライターを務めさせて頂くことになりました。

開発ワーカーの始まり、インド

india-652857_640

今でこそアフリカにズッポリですが、途上国の関わりはインドからでした。大学卒業後、インドの大学院で村落開発とプロジェクトマネジメントを勉強しました。

その後、インドへの留学経験を生かして、日本の国際NGOの現地駐在員として給水事業の計画立案や事業評価を行いました。
ぼくにとって開発協力の原点と言えるのは、4年を過ごしたインドです。

しかし、当時のぼくにとって、真の開発協力のフィールドと思えたのがアフリカでした。

開発ワーカーとしての成長、アフリカ

初めて行ったアフリカはナイジェリア。アブジャやラゴスを訪れインドとは違った熱気を感じたのを今でも覚えています。
短期の出張ではセネガル、ガーナ、ベナン、ケニア、ザンビア、南アフリカ、エチオピアなどに行く機会がありました。
また、ザンビアで約4年間、タンザニアで2年間生活し、現在はエチオピアに家族と住んでいます(2年半)。

ラリベラ

また、旅行でナミビア、ボツワナ、セーシェル、ジブチなども訪れ、サブサハラアフリカ52か国のうち、訪れた国は14カ国。まだまだ広いアフリカ、もっともっと掘り下げていかなくてはと思うこの頃です。

その他の興味関心

背景画(小)

開発ワーカーの仕事は収入を得る「仕事」である一方、「ライフワーク」としての価値も忘れないよう心がけています。

生きるための糧を得るだけでなく、生きる意味や価値を見出すものとして。

とはいえ、開発協力以外にも興味関心はたくさんあります。振り返ると、多くは途上国の現場から教わったことであったり、見てきたことや考えてきたことなどが自分の価値観に影響を与えた結果であるような気がしています。

1.地産地消

生産物だけでなく、資金循環という意味でも地産地消というものに価値を感じています。村落開発で収入向上や住民組織による自治運営などに携わったからでしょうか。

2.副業収入

アフリカに限らず途上国全般に言えることかもしれませんが、政府の役人でも、NGOのスタッフでも、学校の先生でも、現地で一緒に働く仲間の多くは様々な副業をもっています。ぼくも自分の収入源は一つではなく、複数持つことでリスクマネジメントできるようになりたいと思っています。二つ目どころか、三つ目、四つ目の名刺さえも欲しいですね。

3.自然派

無添加やオーガニックを愛しています。地産地消にも通ずるところがありますが、オーガニック蜂蜜、オーガニック野菜、採れたて新鮮フルーツなどをアフリカで堪能する経験を重ね、無添加でオーガニックなものを好むようになりました。

ブログ「オレの背中」ではアフリカに限らず、日々感じた事や発見した事を発信していますので、ぜひそちらもご覧頂ければ嬉しいです。

20160406_オレの背中スクショ

また、noteでも日々の生活での思いを綴ったエッセイ(?)を有料マガジン「そこから何が見える?途上国で仕事して生活する我が家のアレコレ」として書いています。

今後、Africa Questでは、アフリカの水事情、今まで住んだり訪れたりしたアフリカなどについて情報発信をさせて頂きます。
ご質問などありましたら、Twitter(@takahashi126)までご連絡下さい。

1コメント

  1. 高橋逸郎様

    海外でご活躍されてる姿を見て嬉しく思いました。
    これからも体に気をつけて頑張って下さい。

返事を書く

Please enter your comment!
Please enter your name here

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください