注目の球根植物!南アフリカのケープバルブ230種類を網羅した初の図鑑が8月に発売!

株式会社グラフィック社は、南アフリカ原産の球根植物230種類以上を掲載した初の図鑑『ケープバルブ図鑑』を2024年8月に発売します。

この図鑑は、植物研究者藤川史雄氏と多肉植物専門家松山美紗氏によって作成され、ケープバルブの分類や育て方が詳細に紹介されています。

多様性に富んだケープバルブの魅力

ケープバルブは南アフリカの旧ケープ州に自生する多様な球根植物です。自然交配による新種や変異個体が続々と発見され、植物界のフロンティアとして注目されています。

初めて日本に紹介される植物も多数含まれ、この図鑑はケープバルブの詳細な分類を試みた初の図鑑となります。

この図鑑では、さまざまな科と属にわたるケープバルブが美しい写真とともに紹介されています。

例えば、キジカクシ科のオーニソガラム属とラケナリア属は見た目が全く異なり、それぞれの特徴が詳しく説明されています。

これにより、読者は植物の多様性と美しさを理解することができます。

また、ケープバルブの形状や特性も詳細に記載されており、読者は未知なる植物の魅力に触れることができます。

特にクルクルした形状で注目されるケープバルブは、多くの植物愛好家を魅了することでしょう。

ケープバルブの育成方法とポイント

ケープバルブの生長には冬型と夏型の2つのタイプがあります。

冬季降雨地域に自生する冬型と、夏季降雨地域に自生する夏型があり、それぞれの環境に適した育成方法が必要です。

この図鑑では、生長環境の整え方や、草姿を自生地に近づけるコツが詳細に紹介されています。

具体的には、ケープバルブを分類ごとに分け、その育成方法を解説しています。

土の種類や配合、植え付け方、鉢の選び方など、実践的な情報が満載です。

読者はこれらの情報を参考に、自宅でケープバルブを育てる楽しさを体験することができます。

さらに、球根の種類や分球の方法についても詳しく説明されています。

これにより、ケープバルブの栽培に必要な知識を身につけることができ、より健康な植物を育てることが可能になります。

著者のプロフィールと書籍情報

著者の藤川史雄氏は、佐賀県出身の園芸家であり、植物研究者です。

幼少期から植物に夢中になり、2001年にSPECIES NURSERYを設立しました。

共同著者の松山美紗氏は、多肉植物専門ストア「solxsol」を運営し、埼玉・桶川市で実店舗も展開しています。

両氏の専門知識と経験が融合し、読者にとって非常に有益な内容となっています。

この図鑑の仕様はA5判、並製、総208ページで、2024年8月に2,420円(税込)で発売されます。


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