株式会社ビィ・フォアードの公認エージェントであるBFZ Trading Ltd(ザンビア)は、2025年7月にザンビア郵政公社(ザンポスト)の首都ルサカ郵便局に専用フロアを開設しました。
本取り組みは中古車販売や送金、通関、登録、配送といったサービスを一元化し、地方を含む全国展開を目指すものです。官民連携による利便性向上と雇用創出が期待されています。
ザンビアで拡大する中古車販売サービス!
ザンビア南部の中心都市ルサカに位置するザンビア郵政公社ルサカ郵便局において、BFZ Trading Ltdが専用フロアを新たに開設しました。
従来は郵便局の一角に設けられた窓口で中古車販売の対応を行っていましたが、今回のリニューアルで2階全体を活用し、専用カウンター9窓口を設置する規模へと拡大しました。
さらに、従来は郵便局スタッフが兼務していた業務を、今後はBFZ Trading Ltdのスタッフが各窓口で専任対応する形へと変更し、より専門性の高いサービス提供を実現しています。
この取り組みはルサカだけでなく、カブウェ、ムクシ、チパタ、リヴィングストン、カサマの計6都市で同時に展開されました。今後は全146支店で同様のサービスを提供する計画で、地方住民も安心して利用できる体制づくりが進められています。
サービス一元化で利便性を強化!
当社とザンポストは2014年3月に中古車販売業務の代理店契約を結び、当時ザンビア国内82か所の郵便局のうち18か所で販売を開始しました。
港を持たない内陸国のザンビアでは、自動車を受け取る際に港のあるタンザニアや南アフリカを経由する必要があります。
特に、タンザニアのダルエスサラーム港はザンビアにとって主要な輸入拠点であり、通関や長距離陸送を伴うためコストや手続き面で大きな負担となってきました。
顧客は国境を越えて車両を受け取りに行くか、複雑な陸送手配を依頼する必要があり、これが購入のハードルとなっていました。
こうした課題を解決するため、全国に拠点を持つ郵便局を活用する取り組みが進められ、地方部に暮らす人々でも安心して中古車を購入できる環境が徐々に整えられてきました。
郵便ネットワークと物流の統合は、タンザニア経由の輸入における煩雑さを軽減し、ザンビアの市場拡大に貢献しています。
官民連携による新たな展望と期待!
今回の開設式典では、ビィ・フォアード取締役の水山英一氏が「ザンビアの顧客に利便性と安心を提供し、新たな雇用創出にもつながる」と述べました。
また、ザンビア技術科学省のブリリアント・ハビーンズ事務次官も「統合サービスは政府の公約を体現し、電子商取引の普及を促す重要なモデル」と評価しました。
さらにザンポストの会長や幹部も、今回の取り組みが戦略計画の柱を実現し、国民の生活をより便利にするパートナーシップであることを強調しました。
ザンビア郵政公社は1896年に始まる歴史を持つ国営企業であり、今回の連携はその全国ネットワークを最大限活用した新しい試みです。
ビィ・フォアードとザンポストの協働は、中古車販売にとどまらず、アフリカにおける官民協力モデルとして他分野にも展開可能な事例となっています。
- 記事提供元:ザンビア郵政公社でビィ・フォアード公認エージェントのBFZ Trading Ltd(ザンビア)が専用フロアを開設|PR TIMES






















