アクセルアフリカは、アフリカ各国に展開するカケハシアフリカ支部（KAKEHASHI Africa）のうち17カ国とパートナーシップ協定を締結し、2025年4月よりアフリカの最新ビジネス情報を日本に向けて発信する取り組みを本格的に開始しました。
本取り組みの第1弾として、ケニア共和国およびトーゴ共和国の「国概況レポート（第１部）」を公開いたしました。本レポートは３部構成となっており、今後「経済概況（第２部）」および「ビジネス環境（第３部）」の公開も予定しています。
アフリカと日本をつなぐ両者の特徴と役割
アクセルアフリカは、アフリカビジネスに特化した事業開発コンサルティング会社として、市場調査、現地視察支援、事業開発の伴走支援などを通じて、日本企業のアフリカ進出を支援してまいりました。スタートアップや行政機関、教育機関との連携実績も多数あり、現地に根ざしたパートナーシップの構築に強みを持っています。ケニア現地法人も保有しており、ケニアを拠点にアフリカ主要国をカバーしています。
一方、カケハシアフリカは、日本の大学院で学んだアフリカ出身のABEイニシアティブ卒業生たちが設立した同窓ネットワークで、アフリカ全土に支部を展開しています。各支部は、日本とアフリカのビジネス・教育・文化の架け橋として、地域社会に根ざしたプロモーションや情報発信、イベント運営を行っています。
例えばカメルーン支部（KACAMI）では、2025年にJICAおよび在日カメルーン大使館の後援のもと、「Cameroon-Japan Hybrid Business Fair」を開催し、ビジネス交流の場として高い評価を得ました。
写真：カメルーンの市街部写真
両者のパートナーシップが目指すこと
2025年4月時点で、アクセルアフリカは以下17カ国のカケハシアフリカ支部と正式にパートナーシップを締結しています：
カメルーン、ギニア、南スーダン、トーゴ、エチオピア、モロッコ、マラウイ、ボツワナ、ベナン、ニジェール、シエラレオネ、コートジボワール、マダガスカル、ルワンダ、マリ、ウガンダ、リベリア
未締結の支部とも継続的に連携に向けた対話を進めており、今後さらにネットワークを広げていく予定です。
本パートナーシップの目的は、日本とアフリカ各国間のビジネス機会の認知を高め、現地企業と日本企業をつなぐことで、持続可能で革新的な価値を創出し、双方にとって有益な協業を推進することにあります。
写真：KACAMI（カメルーン支部）との集合写真
協業の柱は「情報発信」「イベント連携」「現地支援」
本協業では、以下の３つを中心とした取り組みを展開してまいります。
① アフリカ現地の情報発信
アフリカ各国の市場概要、ビジネス機会、文化的背景に関する記事を両者が共同で執筆し、Africa Questなどのメディアを通じて日本に向けて発信します。これにより、日本企業が現地への理解を深め、戦略的にアフリカ進出を検討できる環境を整備していきます。
② 共同でのイベント開催
現地企業、日本企業、ABEイニシアティブ修了生を対象に、マッチングイベントやプロモーションセミナーを共催してまいります。たとえば、2024年11月にマダガスカル支部と共催した現地カンファレンスでは、アクセルアフリカ代表の横山が登壇し、日本市場への参入をテーマに講演を行いました。
③ アフリカ進出を目指す日系企業への支援
両者のネットワークと知見を活かし、視察、パートナー選定、事業立ち上げに至るまで、日本企業のアフリカ事業展開を包括的にサポートします。これにより、進出リスクの軽減と事業インパクトの最大化を図ります。
写真：マダガスカル支部が共催した現地カンファレンス
ケニア・トーゴの第1弾レポートを公開！
協業第1弾として、ケニア共和国およびトーゴ共和国の「国概況レポート（第１部）」を2025年4月25日より公開いたしました。本レポートは以下リンクより無料でダウンロード可能です：
- ケニア：https://www.axcelafrica.com/country-profiles/kenya
- トーゴ：https://www.axcelafrica.com/country-profiles/togo
今後は、ナイジェリア連邦共和国およびカメルーン共和国の第１部レポートも4月末に公開予定です。以降は毎月４本のペースで各国レポートを発信し、アフリカの魅力と現状を日本の皆様にお届けしてまいります。
本レポートが、アフリカ市場への理解促進や進出検討の一助となれば幸いです。
❚ アクセルアフリカについて
『日本とアフリカ諸国を繋ぎ、社会課題解決型ビジネスを共創することで、アフリカの持続的成長に貢献する』をビジョンに日本企業のアフリカへのビジネス進出や現地での事業開発をサポートする日系コンサルティング会社です。ケニアに事務所及びコミュニティハウスを持ち、アフリカの主要国をカバーしています。アフリカでの事業展開についてお悩みの方はぜひお気軽にご連絡ください。
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