豊田通商は、子会社CFAO S.A.S.と共同で、アフリカで活動するモビリティ関連スタートアップ企業への出資・融資に特化した投資会社、Mobility 54 S.A.S.を設立することを決定しました。2019年9月に設立し、アフリカ向けスタートアップ企業などへの出資・融資を行うことで、豊田通商・CFAOグループ事業とのシナジー創出を目指します。
アフリカにおけるMaaS・CASEのニーズ
アフリカでは、急速な人口の増加や都市化に伴い、多様な移動ニーズが高まっています。その一方で、交通インフラの未整備や、移動サービス事業の未発達など、アフリカ独自のモビリティ社会の課題に直面しています。
この様な中でオンライン配車サービスやカーシェアリングなどのMaaS事業及びConnected(コネクテッド)、Autonomous(自動運転)、Shared&Services(シェアリング)、Electric(電動化)のCASE事業ニーズが高まっています。
スタートアップに特化した投資会社を設立!
豊田通商とCFAOは、アフリカで活動するモビリティ関連スタートアップ企業への出資・融資に特化した投資会社、Mobility 54 S.A.S.(モビリティ54)を設立します。
モビリティ54は、アフリカで革新的なモビリティサービスや先進技術を展開するスタートアップ企業へ投資を行い、事業の拡大とサービス拡充を支援します。また、豊田通商グループが有するアフリカ全土の自動車事業ネットワークを生かし、シナジーを創出することで、企業の価値創造を支援するバリューアップ型の投資を目指すとともに、豊田通商グループのアフリカモビリティ事業の拡大・充実を目指します。
豊田通商は「アフリカ戦略」と「ネクストモビリティ戦略」を重点分野として推進しており、モビリティ54を通じて、アフリカにおけるMaaS・CASE事業の取り組みを加速し、モビリティ社会の課題解決に寄与していきます。
- 記事提供元:スタートアップ企業に特化した投資会社を設立~アフリカでのMaaS・CASE事業を加速~|ニュースリリース
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