動物王国ケニアには、たくさんの野生動物が生息しています。そんな私たちがよく知っている動物たちの自然の姿を、広大なサバンナを背景にみることができます。ケニアには野生動物が暮らす国立公園が約60ヶ所あります。その中から厳選した8ヶ所を今週から順番にお届けしていきます!第1回はケニアで最も有名な国立保護区、マサイマラをご紹介します!
まさに動物王国!世界有数の規模を誇るケニアの国立公園の数々!
ケニアは”動物王国”と呼ばれるほど様々な野生動物が生息している国です。ケニア国内には59ヶ所の国立公園、国立保護区、動物保護区があります。国立公園には数々の野生動物が暮らしています。一方、国立保護区とはマサイ族と動物が共存している地域です。「マサイマラ国立保護区」が最も有名です。
国立公園によってサバンナや森林地帯など地域の環境も異なるため、それぞれ異なった動物の姿を見ることができます。またインド洋沿岸部には、6つの海洋公園(保護区)もあり、イルカやクジラなどの哺乳類を始めサンゴ礁を見ることができます。
動物サファリの王道、マサイマラ国立保護区!
ケニアで最も有名なのが、南西部にある”マサイマラ国立保護区”です。肉食獣・草食獣合わせてその種類、個体数が最も多く、野生動物の宝庫と言われています。
敷地はかなり広大で、マサイマラ国立保護区だけでもその広さは大阪府と同じと言われています。またディズニー映画”ライオンキング”の舞台ともなった、タンザニアのセレンゲティ国立公園とも国境を挟んで隣接しています。
見所⑴ 最強の動物、ビッグ5が見られる!
マサイマラには、ビッグ5と呼ばれるライオン、ヒョウ、バッファロー、アフリカゾウ、サイの全てが生息しています。運が良ければ、その全ての動物を見ることができます。その他にも、チーターやハイエナ、ジャッカルなどの肉食動物も多く生息しています。
サファリは広大な土地をドライブをしながら、動物を見つけます。なので、肉食動物と出会えるのは運次第です。そんな中、マサイマラでは比較的個体数が多いので、出逢える確率がかなり高いんです!さらに運が良ければ、ライオンの狩りのシーンも見ることもできるので、大興奮間違いなしです!
見所⑵ 世界有数の個体数!いろんな動物に出会える!
肉食動物の他にも、シマウマやガゼル、キリン、といった草食動物も多数生息しています。保護区内を流れるマラ川にはカバやワニが生息しています。
マサイマラに生息するキリンは、「マサイキリン」という個体です。普段、日本で見慣れているキリンとは少し模様が違うのがわかると思います。実はキリンにもちゃんと種類があるんですよ!
また小動物や鳥類なども弱肉強食の社会でしっかりと生き抜いています。マングースやイボイノシシ、ハゲタカなど、同じみの動物たちもこの地域に生息しています。
個人的にはライオンキングのプンバに当たる”イボイノシシ”たちが好きです。前足をチョコンっと曲げて草を食べている食事シーンや、シッポをピンと空に立ててチョコチョコ走っているシーンなどはかなり癒されます。
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