アフリカ農村の教会に行ってきた!〜マラウイ人の宗教観とは!?〜

ズカバンジ―!(マラウイ共通語チェワ語で”How are you?”)

今回は、日本ではある意味タブーな宗教の話。今日、思いがけなくローカルな教会に行ってきました!

日本はなんで宗教心が薄いのか。
マラウイはなんでこんなに宗教が強いのか。

色々考えさせられる体験でした。

[目次]

□マラウイの宗教って?
□村の教会に行ってきた
□マラウイ人にとっての宗教とは?

マラウイの宗教って?

マラウイでは、国民の75%がキリスト教、20%がイスラム教、5%が伝統宗教。
宗教を持たない人はほとんど会ったことがありません。

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マラウイについて―日本マラウイ協会ー(2016.7.10)

自己紹介をすれば、二言三言目には「お前の宗教は何だ?」と質問されます。
(無宗教は理解されにくいので、仏教だといったり、科学を信じてるといったりしてます)

仏教徒だというと、仏教についてほとんど聞いたことがないのか、それは何だとよく言われます。
(アフリカ大陸には仏教徒の国がないからなのかも)

マラウイは、キリスト教とイスラム教が争いなく存在する国。

私の任地はイスラム教の人が多い地域なんですが、よくイスラムの被り物(ヒジャブ)をした人と、被り物をしていないキリスト教徒だろう人が一緒に仲良く歩いているのを目にします。

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以前、キリスト教の人はイスラム教の人をどう思っているのか気になって、マラウイ人に「キリスト教の人とイスラム教の人は友達になれるの?」と質問したことがありました。

マラウイ人の友人:「どの宗教を選ぶかは、その個人次第だよ!だからそこに争いはないし、キリスト教の人もイスラム教の人も友達になれるよ。マラウイにとって、キリスト教もイスラム教も外国から来た宗教だから、どれを選ぶかは自由なんだ。」

さすがウオームハートの国マラウイ。みんな宗教には熱心なのに、とても寛容。
アフリカの中でも一二を争うくらい平和なマラウイは、こんなマラウイ人の寛容さから生まれているのかもしれません。

村の教会に行ってきた

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そんな宗教大国のマラウイ。同僚も友人も皆日曜日は教会やモスクに行きます。

いつか一度教会・モスクに行きたいなーと思っていたところ、今日思いがけなくいつもお世話になっている農業組合リーダーのEssewさんが村の教会に誘ってくれました!

こちらが教会。
ずっと廃屋だと思っていたのですが、実は教会でした。(ごめんなさい)

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本物の教会は現在建設中。寄付金を募って建設続行するそうです。

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しっかりした建物がなくても、人々の宗教への熱い心がありました。

セレモニーは9時から14時まで。今日はビックサンデーと呼ばれる大きなイベント。
アフリカ文化らしく、賛美歌よりはダンスがメインでした!

ダンスを踊った後に、祈ったり。
お母さん達が歌とダンスを披露したり。

みんなでバイブルを読んだり。

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歌手の人と一緒に賛美歌を歌ったり。

イベントは終始、にぎやかで笑顔にあふれていました。

教会に毎週末みんながなぜ通っているのか不思議でしたが、
お祈りのためだけじゃなくて、こんな暖かい空間にふれるためにも来ているんだろうなあと思います。

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