ザンビアの教育の質を向上へ!人材育成を対象に、日本が約3億円の財政支援を実施を決定!

2016年7月15日、アフリカ南部に位置するザンビア共和国の首都ルサカにおいて,小井沼紀芳駐ザンビア大使とパメラ・カバンバ財務次官との間で,供与額3億円の無償資金協力「貧困削減戦略支援無償」に関する書簡の交換が行われました。この協力は,ザンビア政府に対し,教育の質の向上を目的とした教育政策の実施を支援するための財政支援を行います。

平和で自然豊かな国、ザンビアとは!?

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ザンビア共和国はアフリカ南部の内陸に位置する国で,面積約75万3千平方キロメートル(日本の約2倍)を有し,人口は約1,502万人です。2013年の国内総生産(GDP)は約224億米ドルで、島根県とほぼ同じ経済規模です。また世界平和度指数ランキング(2012)では158か国中51位となり、アフリカで最も平和な国の1つとして高い評価を受けました。またザンビアとジンバブエとの国境には、世界三大瀑布の1つであるヴィクトリアの滝があり、多くの観光客が訪れます。

貧困削減に向けて、ザンビアの教育を支援!

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日本はこれまでザンビアに対し、継続して教育分野の支援を行っており、初等教育就学率が現在では9割を超えるまでに改善されました。しかし,児童の学力は依然低い水準に留まっており、児童の学習習熟度や教員の質の改善が課題となっています。今回の協力は,ザンビア政府による教育の質の向上に向けた政策の実施を支援することにより、ザンビアの学生の学習習熟度の向上やザンビアの経済・社会の発展を担う人材育成への貢献が期待されています。

これは2013年6月に開催された第5回アフリカ開発会議(TICAD V)において,「万人が成長の恩恵を受ける社会の構築」として,質の高い教育環境を提供していくことを表明しており,今回の協力はこの支援方針を具体化する支援策として実施されます。


記事提供元:外務省 報道資料
参照元:Wikipedia

1st Photo credit: MrFederico via Visual hunt / CC BY-NC-SA
2nd Photo credit: IICD via VisualHunt / CC BY

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