「世界の信用市場をひとつに」をコンセプトに、2014年6月にサービスを開始した投資型クラウドファンディング・プラットフォームの”クラウドクレジット”の累計成約ローン総額が10億円を突破しました。最も高い人気を集めているのが、 経済的リターンと社会的リターンの双方の実現を目指す、”カメルーンの中小企業向けの支援プロジェクト”です。分散投資、積立投資を行う個人投資家がソーシャルレンディングに流入しており、今後大きなトレンドとなりそうです。
最も人気はカメルーン!?ソーシャルレンディングに個人マネーが流入!
2014年6月のサービス開始した投資型クラウドファンディング・プラットフォームの運営を行う”クラウドクレジット”の累計成約ローン総額が10億円を突破しました。
商品別の成約ローン金額では、アフリカの中部に位置するカメルーンを対象とした”中小企業支援プロジェクト”が最も多く総額の33%を占めました。次にペルー小口債務者支援プロジェクトの27%、欧州3か国個人向けローンファンドの23%と続きました。
1回当たり平均投資金額の順位も累計成約額と同じく、カメルーン(32.9万円)、ペルー(29.0万円)、欧州3か国(25.4万円)と続いており、2016年3月に販売を開始している経済的リターンと社会的リターンの双方の実現を目指すカメルーン中小企業支援プロジェクトが高い人気を集めています。
出資を受けているファンドの投資対象地域はアフリカ、欧州、中南米それぞれが出資総額の約3分の1ずつを占めており、個人投資家の分散投資志向がみられます。また出資のタイミングも各投資家が1度に大きな額を出資するのではなく複数回に分けて徐々に投資額を増やす傾向が開業以来一貫してみられ、分散投資、積立投資というコンセプトに慣れ親しんだ個人投資家が、投資型クラウドファンディングへ流入していることがわかります。
国内の低金利環境下においても魅力的な投資機会を求める日本の投資家と、適正な金利での資金調達を模索する海外の資金需要者を繋ぎ、社会を豊かにする資金の流れをつくることで投資家の期待に応える社会性の高い商品を提供するクラウドクレジットの活動に、今後も目が離せません。
記事提供元:投資型クラウドファンディングのクラウドクレジット、累計成約ローン総額10億円を突破( PR TIMES)
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