実は今年の9月30日で南部アフリカのボツワナはめでたく独立50周年を迎えます。
そんなわけで今年は行事がめちゃめちゃ多い。
私の某上司はイベント打ち合わせの席で「金なら気にするな、いくらでもある」的な発言する始末。
金はあってもマネージメント能力がないので、大したことはできないはずなんですが、
マラソンイベントやら音楽イベントやら、大掛かりに動いています。
とはいえ、日本なんて、ボツワナの独立記念日レベルのイベントが、
毎週東京のどこかで行われているとんでもない国ですので、
イベントといってもボツワナではたかが知れているのが現状。
だってボツワナ人口200万人程度。
福島、群馬、岐阜あたりと大体同じくらいの人口。(Wikipedia都道府県の人口一覧)
都市部では世田谷区+大田区+品川区足したら、ボツワナより多いっていうレベルです。(Wikipedia東京都区部)
規模が大きくなるわけがない。
今回はそんなボツワナのイベント 定番メニューを紹介したいと思います。
手本はボツワナで最もお金を持っている政府系イベント、
特に私が配属さている博物館のイベントについてレポートします。
プログラム
画像は私の職場でよく作っているイベント用プログラム。
このプログラムが前日まで変更され続ける、いつものマタータ(問題)。
前日残業していつも終わらせる。
ひどいときは当日朝まで修正入る。
プレイヤーと国歌斉唱
お祈りの時間が必ずあります。
キリスト教国なので会議の前もイベントの前もかならず
「神よ、この機会をくれてありがとう」的なのとか、聖書の一節とか暗唱します。
国歌斉唱はアカペラが基本。最初の一節を誰かがソロで歌い、
それに続いて全員が歌い出します。
この歌い出しのソロとプレイヤーについてはその場でボランティアを募ります。
ボランティアとは奉仕活動ということではなく、「誰か有志者おねがいします」ということです。
ちなみに私も会議で「オープニングプレイヤーやってよ」って言われた事ありますが
一応、仏教徒なので(てか聖書暗唱とか無理だし)お断りしています。
アーメンって思いっきり最後に言ってるけどね!
その場の流れにのる日本人。
つまんないスピーチ
みんな15分くらい普通に話します。眠いです。
ちなみに、スピーチの最後は英語だと普通「Thank you very much」とか
日本語だと「ご清聴ありがとうございました」ですが
ボツワナでは「プーラー!」と叫んで終わる人が多いですね。
ていうかコレが一番ノリがいいと思う。
エンターテイメント トラディショナル・ダンス
イベントが行われる町の周辺からダンサーをよびます。
どこの団体もブレークダンスを混合したり、ソロパートがあったり、
ダンスチームごとに独自の工夫がみられるのが面白いです。
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