祝!ケニアでウォーターキオスクが営業開始!〜アフリカインターン記④〜

タイガーモブと連携してお送りするアフリカインターン記。第4回目は、ケニアの筒井くん(Tomo)と栫井くん(Kei)が取り組んだプロジェクトが実を結び、ウォーターキオスクが営業を開始した様子をお送りします。


ジャンボ!!!ご無沙汰しております。
チームケニアのKeiです。

先々週、6カ月間共に闘ってきたTomoが日本に帰国しました。

残り2週間、私は一人で寂しい日々を送ることを覚悟していたのですが…
3週間前になんと、チームケニアに待望の新メンバーが加わりました!!!

今回はまず初めに新メンバーの紹介をさせていただきたいと思います。

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新メンバーのDaiです!!
東京大学修士過程の1年生で新素材の研究をしています!

カーボンがどうたらこうたらでグラフェンという素材がどうたらこうたらで…
経済学部の私にはさっぱりよくわからない話を夕食を食べながら展開しています。笑

彼は機械にとても強く、家の照明が壊れた時にもアルミホイルを駆使して修理してくれました!

さすが工学部!!!!私は彼のことをエンジニアと呼んでいます。

そんな彼がチームに加わり、
我々のウォーターキオスク建設のプロジェクトもラストスパートに入りました。

3人とも真っ黒に日焼けしながら、およそ3週間かけて村の若者とともに工事を完了し、

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2016年2月1日、待望のウォーターキオスクの運営がスタートしました!!!

water_kiosk
いや~、ここまで大変だったな~。

水道管を延長するために政府機関との交渉、莫大な賄賂の要求、
一度敷いた水道管の不備による全取っ替え作業などなど、
ケニア特有の障壁に何度も何度も直面し、
今まで経験したことのないほどのプレッシャーに押しつぶされそうになったこともありました。

しかし、Tomo、Dai、社長のMr.Bobとともに、
どうにかこうにか荒波を潜り抜けてここまでたどり着くことができました。

1ヶ月前まで何もなかったこの野原に水色のウォーターキオスクが完成し、
多くの人々が水を汲みにきてくれる光景を見て、涙がでるほど嬉しかったです!!

乗り越えた障壁の分だけ大きな喜びを感じることができました。

さて、我々のウォーターキオスクですが、20ℓあたり3Kshで安全な飲み水を販売しています。
※1KSh(ケニアシリング)=約1.2円

water_kiosk_04

これまで村人達は長い時間をかけて水道のある家庭に水を汲みに行き、
20ℓあたり5Ksh支払っていました。

もしくは自転車で水を売りにくる商人から10Ksh~20Kshで購入していました。

そこらへんの水たまりで衛生的に問題のある水を生活用水として利用している家庭もありました。

このウォーターキオスクの設置によって、

①水汲みに費やす時間の節約
②経済的な節約
③安全な水の供給

を実現することができます。

そして現在、運営開始から2週間弱経過しましたが、
毎日少なくとも50世帯の人々が我々のキオスクを利用してくれています。

ちなみに我々もこのキオスクのおかげで水汲みに費やす時間を5分ほど節約することができ、
恩恵を受けています!5分でだいぶ違います!!

今後はこのキオスクの売上からスタッフの人件費、水道管のメンテナンス費用を捻出し、
持続的に村人に安全な水を供給していきます。

さらに、ソーラーシステムによる携帯の充電サービスも近々始動する予定です。

私のインターン生活も残すところ1週間弱となりました。

最後まで全力で駆け抜けたいと思います!!!
以上、ケニアよりKeiがお送りしましたー。

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