温泉があるのは、日本だけ?って思っていたりしませんか?
実はマダガスカルにも立派な温泉があるんです!
温泉の街、アンチラベ
筆者が住む街、アンチラベはマダガスカルで最も有名な温泉どころ。
古くフランス植民地時代にはフランス軍専用の病院が建てられるなど、療養地として知られています。
湯元はアンチラベの老舗ホテル「Hotel des Thermes」(フランス語で公衆浴場のホテルという意味)下、22mの深さから52度の温度で湧き出ているそうです。(参照:Travel Madagascar )
オススメ温泉スポット CENTRE THERMAL
アンチラベの街中でいくつか温泉を体験できる場所がありますが、一番のオススメは「CENTRE THERMAL 」。
街の中心から徒歩5分、湯元のホテルからすぐ側に建つこの温泉は1925年オープン。
午前中は一般訪問者向けに、午後は処方箋を持った人が訪れる湯治目的としてオープンしています。
リマウチ、関節炎、ストレスや神経病に効くと言われており、治療患者が毎月400人ほど訪れているそうです。(2010年地点、参照:madonline)
入湯料はマダガスカル人および居住者は2,000Ar (約60円)、外国人は4,000Ar(約120円)。
建物を入って受付兼待合室にいるおばちゃんに支払います。
(写真を撮るよ〜と言ったら恥ずかしがって顔を隠してしまった笑)
女性用、男性用の各7部屋、計14部屋が一般訪問者向けに開放されています。
お金を払うと、個室を案内されます。
個室の中は、日本の銭湯ばりにカラフルな絵が描かれています。
この部屋はマダガスカルのビーチの風景。
個室に入った後は、セルフサービス。
蛇口の蓋を取ると、勢いよく温泉が溢れてきます。
温度は37度前後のぬるま湯で、お湯にはほのかに色が付いています。
シャンプーや石鹸は備え付けではないので、各自で持っていく必要あり。
また、シャワーも設置されていないので、小ぶりの桶のようなものも持っていくと便利です。
時間制限は20分。人が入れ替わる度に掃除もしてくれるので、衛生面も安心です。
日本の温泉ほどはゆっくりできないかもしれないですが、海外生活や旅行で疲れた身体を癒す効果は抜群。
マダガスカル旅行の際にはぜひお立ち寄りくださいね!