イスーカオムアカ!あけましておめでとうございます!東アフリカの国、ウガンダの松田薫です。コミュニティ開発は足が命!基本外に出て活動をしています。コミュニティ開発の協力隊員がどのような日常生活を送っているか、ご紹介していきたいと思います。
歩く!しゃべる!食べる!―活動がある日編―
地域の様子や農家さんのことを知るために、毎日村へ通っています。
村へは、公共バスでいきます。
ミニバンタイプのバスににぎゅうぎゅうに詰め込まれ、(片道1000UGX 約30円)
ウガンダでは、追い越しをすることが普通なので、乗っている車が対向車線の車とぶつかりそうになり、ひやひやすることが多々あります。
そして、座席の足元を見ると鶏が何十羽もいて驚くことも…
あ~これからマーケットで売られて、スープにされちゃうんだろうな~などと思いを巡らせながら、おしりに響く振動に耐え、悪路を30分かけて村に向かいます。
村についたら農家さんについて一緒に歩く!
いろんな人としゃべる!
現地食をご馳走になる!
毎日この繰り返しです。次の田植えシーズンは2月なので、それまではお互いを知り合う期間にしようと思っています。
最初は「オムゲニ(お客さんの意味)」と私のことを呼んでいた農家さんたちが
顔を合わせる機会が増えれば増えるほど、「 Kaoru 」と名前で呼んでくれるようになりました。
こんな少しの変化ですが、お客さんから友人の関係になってきたことがとても嬉しいです。
「ごはん食べた?まだなら一緒に食べようよ。」と声をかけてくれ、ご飯を分けてくれます。
農業で生計を立てていて、とてもお金が余っているとは言い難い生活をしていますが、そんな中で毎回ごはんに誘ってくれるウガンダ人のホスピタリティ精神は素晴らしいです。
この人たちのために何かしたい!という気持ちが強くなります。完璧に胃袋を掴まれてますね。
毎日毎日フィールドへ出ているわけではなく、雨の日は家にいます。道路が冠水したりと道路状況が悪いからです。
そのような日は、家で今まで集めた情報をまとめたり、PCで調べものをして過ごしています。
活動から離れる日も必要―休日編―
活動時間が自由なコミュニティ開発隊員。
自由だからこそ、私は意識して活動のことを考えないプライベートの時間を作っています。
現在、通っている村には、専業農家さんだけではなく、兼業農家さんもいます。そのため、全員集めてミーティングをする場合は、集まりやすい土日になること多いんです。
土日関係なく活動をしているため、平日でも時間があるときに積極的に休みます。
友人と観光地ジンジャでラフティングをしたり
200円ちょっとで入り放題の現地サウナに行ったり
タウンや近所をぶらぶら散歩したり
このような気分転換できる機会があるからこそ、明日からまた頑張ろう!という気持ちになれます。
活動時間が自由だからこそ、時間を上手に使いながら、自分自身の心と体と向き合って生活しています。長いようで短い2年間という任期を有意義に過ごしていきたいですね。
今回は生活の一部分をご紹介しましたが、
ウガンダでの日常生活の様子、みなさんに伝わったでしょうか?
次回以降も、ウガンダの魅力をたくさんお届けしていきたいと思います!
では、Weraba!バイバイ!
Kaoru Matsuda
原文元:オムゲニから友人へ|W.W.J.world – http://wwj.world/