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Photo by: WSJ

2009年に創業した南アフリカのスタートアップ企業「MFSアフリカ」が開発したモバイル決済プラットフォームが、アフリカ大陸の通信大手数社に採用されました。その中には英ボーダフォン・グループ傘下でアフリカ最大手のMTNグループ、インド通信大手バルティ・エアテルなどが含まれています。世界銀行によると、2014年に外国からサハラ以南アフリカ諸国への送金額は前年比2.2%増の329億USドルであったと推計しています。また、今後3年間で年平均2.7%成長すると予想しています。

通信会社と契約し、その決済システムに登録する人同士では、銀行為替に相当するメッセージを相手の電話番号に送り、その取引を暗証番号で確認することで、互いの口座に送受金できる仕組みとなっている。(WSJ)

ガラケーでも簡単に行えるMFSアフリカの決済システムには、現在アフリカ17ヶ国、5,500万人が登録しています。登録者は昨年から2,000万人増加し、来年半ばには1億人に達すると見込まれています。技術革新によって家族への送金をより安く・簡単にすることで、アフリカからの出稼ぎ労働者を手助けしようと多くの企業が殺到しています。MFSアフリカはその首位に立ってます。

MFSアフリカの創業者で最高経営責任者(CEO)のダーリ・オクージョウ氏は、ベナン出身の出稼ぎ労働者でした。彼らの成功によって、南アフリカはアフリカ大陸におけるモバイル決済の革新拠点として急浮上しています。GSMAによると、2014年にサハラ以南アフリカ地域の月間モバイル送金額が100億ドルを上回ったそうです。モバイルを活用した新たな金融サービスが、現在のアフリカビジネスの潮流となっています。

引用元: WSJ

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