コーヒーの試飲(カッピング)を体験!

一連の見学の最後の締めは試飲(カッピング)。

工場内に品質の研究室があり、最高級の装置で焙煎されたコーヒーが良い香りを放って私たちを待っていてくれました。

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試飲対象は、異なる3箇所のウォッシングステーションから算出される豆、そしてウォッシュ豆とセミウォッシュ豆の5種類。それぞれを品評会方式でティスティング。

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3つのウォッシングステーション別の味の優劣は分らなかったけれど、明らかにセミウォッシュよりウォッシュのコーヒーが格段に美味しかったのが衝撃でした。

業界ではどちらもそれぞれの良さがあり優劣は一概には言えない、とされているのですが、ルワンダではウォッシュコーヒーのほうが高品質とされ、実際、高価格で取引されています。

これは単純に精製方法だけではなく、良い品質の豆が選ばれてウォッシングステーションで処理されているからではないのかな、と個人的には思っているのですが…それはさておき。

現在はルワコフ社でもウォッシュコーヒーの割合はまだ半分以下とのことでしたが、ウォッシングステーションの増加とともに今後もウォッシュコーヒーの割合は増加していくのでしょう。

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写真:(左)セミウォッシュ豆(右)ウォッシュ豆

最後に「今後どのようにコーヒーをプロモーションしていきますか?」と質問すると、こんな答えが返ってきました。

「カップ・オブ・エクセレンス!」

これは世界最高峰のスペシャリティコーヒー品評会での高評価を狙うということ。
確かに入賞は効果的な宣伝になり高値の取引も期待できます。

調べると2008年にアフリカ初の開催国となって以来、ルワンダの生産者は毎年ハイスコアでの入賞実績があり、ルワコフ社のウォッシングステーションも多数の入賞歴がありました。

野望を抱く彼らのコーヒーの未来に、大いに期待したいと思います!

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最後に

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ところで、ルワンダのコーヒーを飲んだことがありますか?

日本にも輸入されていますが、そう頻繁にお目にかかるものではありません。圧倒的に生産量が少ないからです。

ルワンダのコーヒー豆生産量は約1万6千トン(2014年FAO統計、世界32位)。同じ年の統計で、世界最大の生産量を誇るブラジルは約280万トン。アフリカ勢トップのエチオピアは約42万トン(5位)。

そしてウガンダ約22万トン(10位)、ケニア・タンザニア約5万トン(20位、21位)と続きますが、ルワンダは他のアフリカ勢にもまだ及ばず、生産量ではなかなか貴重なコーヒーといえます。

一方、日本への輸入量は、同じ2014年の実績で324トン(財務省「通関統計」より)。世界3位のコーヒー消費大国で、例年約40万トン以上のコーヒーを世界中から輸入している日本。その中でルワンダコーヒーが占める割合は、輸入量では全体の1%にも達しません。

しかし、ルワンダから日本に輸入されているのは、スペシャルティグレードの希少な高品質豆。実にカップ・オブ・エクセレンス受賞豆の約半分が、日本の会社によって高値で買い付けられているそうです。

ルワンダコーヒーはバランスのとれた柔らか味のある柑橘系の酸味と甘み、華やかな香り、クリーミーなコクが特徴と言われています。

もし専門店等でお目にかかることがあれば、ルワンダの挑戦に思いを馳せながら、貴重なコーヒーを是非味わってみてください。

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ルワンダの高級コーヒーチェーン”BOURBON COFFEE”にて

Tiger Mov, Inc.


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