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エイズ孤児支援NGO・PLAS(プラス)は、東アフリカのケニアとウガンダにおいて、HIV/エイズの影響を受ける人々を対象に12年に渡り支援を行ってきました。今回、PLASは干ばつの影響に苦しむウガンダのシングルマザーと共に新たなプロジェクトを立ち上げました。今回は、プロジェクトの立ち上げの経緯や想い、現在挑戦中のクラウドファンディングについて、PLASの事務局長を務める小島美緒さんよりお話をお伺いしました。

パートナーで実施!PLASの活動について

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国際協力NGO”PLAS(プラス)”は、”HIV/エイズによって影響を受ける子どもたちが未来を切り拓ける社会を実現する”をビジョンに、2005年12月に設立されました。ウガンダ共和国、ケニア共和国の2ヶ国で、現地団体と共にエイズ孤児の教育支援活動やエイズ啓発などに取り組んでいます。PLASではHIV/エイズの影響を受ける子供たちを支援対象としており、エイズの影響を受けても子どもたちが学校に通いつづけ、夢や目標に向かっていくことができる社会作りを目指しています。

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具体的には、これまでウガンダとケニアでエイズ孤児が多く暮らす地域で3校の学校を支援し、11棟の教室を建設しました。またエイズ孤児を育てるシングルマザーの家庭を、約160家庭支援しました。これらの活動により、1,370名の子どもたちに支援を届けてきました。またエイズの正しい知識を広め、エイズ孤児への差別や偏見をなくすための活動も行ってきました。これまで69名の啓発リーダーを育成し、約3万人に予防教育を届けてきました。

現地パートナーと共同でプロジェクトを実施!

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PLASは、2014年より自団体による立案型事業ではなく、現地のNGOとのパートナー型事業を展開しています。現在は、ケニアとウガンダで2団体ずつ計4団体の現地パートナーと一緒にプロジェクトを実施しています。

共にプロジェクトを実施するグループの選定基準は、大きく3つの前提があります。1つ目は、事業地が外務省による「渡航の是非を検討」以上の地域になっていないなどの安全面です。2つ目は、プロジェクトがスムーズに協働実施できるよう英語でメールや電話、Skypeなどでコミュニケーションを取れるかどうかや、HIVの感染状況が全国平均以上でより深刻な地域で活動しているニーズの視点。最後に最も重要なのが、ビジョン・ミッションがPLASと共通するかどうかと、現地の人が団体のリーダーであることです。自分たちの課題を自分たちで解決する意思がある現地NGOに対して、PLASはパートナーとして共に事業を実施し、サポートしています。

パートナー団体は現地政府に登録されているNGOリストや、ウガンダ国内で幅広い団体ネットワークを持つ現地NGOからの紹介などでまず探します。電話で話したり、メールでコミュニケーションをとったりする中で、団体を絞っていった後、スタッフが現地に赴きます。代表から団体の活動を聞いて現地の状況を把握し、お互いが手を取り合うことで課題解決に繋がると判断できた団体とパートナーとなります。なので、1つの団体を選ぶのに1年くらいはかかるそうです。

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凡
Africa Quest.com編集長、IC NET TRADING AFRICA LTD CEO。証券会社を経て、青年海外協力隊としてケニアへ渡航。貧困地域に暮らす女性たちへの収入向上支援を行いながら、ケニアに雇用を生むことをビジョンにソーシャルベンチャーを共同設立。2015年9月まで約2年にわたり経営を行う。現在は、ケニアを拠点に農業・食品関連ビジネスの立ち上げ、日本企業のビジネス進出支援、Webメディア運営や講演・セミナー講師などアフリカと日本を繋ぐコーディネーターとして幅広く活動中。