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Photo by:Thomas Mukoya/Reuters

東アフリカのケニアでは、ここ数年イスラム過激派組織「アルシャバーブ」による大規模テロが起きています。それを受けてケニアの首都ナイロビにあるストラスモア大学で30日、学生たちに事前の通告をせずにテロ対策の訓練を実施したところ、女性職員1名、30名以上が怪我をする大パニックとなりました。

警察と大学などが、武装グループが襲撃してきたテロの対策訓練を実施しました。訓練ではテロリストを装った数人がキャンパスに乱入しました。事前告知がなかったため、学生や職員が実際のテロだと勘違いを起こし、大学内は混乱状態に陥りました。学生たちは実際に銃声を鳴った証言しています。逃げるために女性職員が建物4階から飛び降りて死亡、30人以上が怪我をしました。

ケニアでは今年の4月に、ガリッサ大学が襲われ147人が犠牲となる事件が起きました。それ以降ケニア政府は、セカンダリースクール等でテロ対策の訓練を実施してきました。パリ同時テロ以後、西アフリカを中心にテロ事件が相次いでいます。訓練は必要ですが、テロの脅威が日常生活において身近である人々にとって、事前警告を出さないという判断がなぜなされたのか疑問が残ります。

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