アフリカの北西部に位置するモーリタニア共和国からまさかの珍ニュースが。
12月1日にモーリタニアでFCテフラフ・ゼイナとASCクサールによるスーパーカップの決勝戦が行われました。
試合開始後63分にスタジアムに鳴り響いたのは、試合の終了を告げるホイッスル。
残り30分を残し、試合は1-1の同点でした。
試合は打ち切られ、急遽PK戦が行われることになりました。
突然の試合終了を命じたのは、モーリタニアのムハンマド・ウルド・アブドゥルアズーズ大統領。
国内リーグ王者とカップ戦王者による一戦ということで、ハーフタイムより観戦をしていました。
この日はモーリタニアの独立55周年の記念日。
モーリタニアサッカー協会幹部は大統領のスケジュールの都合上と説明しています。
が、実際のところ大統領はサッカーにあまり関心がなく、ただ飽きてしまっただけとか。
大統領は、PK戦によって勝利したFCテフラフ・ゼイナにトロフィーやメダルを手渡し会場を後にしました。
photo by :the gurdian
この大統領命令については、両チームの監督やコーチも了承。
また選手も大統領と接することができて満足げだったとのことです。
みんな満足なら結果オーライといった感じでしょうか。
ちなみに、モーリタニアの11月時点でのFIFAランキングは104位。
2018年ロシア・ワールドカップのアフリカ予選では2次予選でチュニジア代表に敗れています。
引用元:the gurdian