鳥取再資源化研究所は、2018年4月24日(火)より6日間、モロッコのメクネス市にて開催される第13回モロッコ国際農業展(SIAM)に出展します。同社は2017年に現地法人を設立しており、モロッコの農業生産者へ節水・節肥・収穫量増加を通じた農業生産性改善ソリューションを展開してきました。SIAMでは、多孔質発泡ガラス「ポーラスα」を活用したモロッコ農業における生産性改善の提案を行います。

農業大国モロッコが抱える農業の課題!

トマト

アフリカ北西部に位置するモロッコ王国は、国土面積は日本の約1.2倍に当たる44.6万平方キロメートルで、人口は3,528万人です。地理的に隣接するヨーロッパと結びつきは深く、欧州企業が自動車や鉄道・航空機部品などの工場を増やしています。また2017年1月にはアフリカ連合(AU)に加盟するなど、サブサハラ以南アフリカ諸国と政治・経済における関係強化政策を推進しています。

モロッコの主な産業は鉱業と農業です。鉱業では埋蔵量世界1位のリン鉱石が、農業ではオリーブ、サイザルなどが有名です。特にモロッコにおいて農業は、国内総生産(GDP)の13.1%、水資源利用の80~90%を占める重要なセクターとなっています。モロッコの野菜生産の中心であるスス・マッサ地域は、全野菜生産量の69%、輸出向け野菜生産量の82%を占めると言われています。

一方で、モロッコ南部、大西洋岸に位置しするスス・マッサ地方を始めたとした農業地域は乾燥地・半乾燥地が多く、持続可能な水資源の活用は大きな課題となっています。加えて、気候変動の影響により降水量の減少が見込まれ、国連開発計画(UNDP)の推計ではモロッコの降水量は2050年までに最大約50%減少すると報告されています。

モロッコの農家に対してソリューションを提供!

soil with PA

鳥取再資源化研究所は、2015年6月より国際協力機構(JICA)の中小企業海外展開支援の普及・実証事業を受託し、モロッコのスス・マッサ地域にて多孔質発泡ガラス「ポーラスα」を活用した乾燥地節水型農業の実証事業を行い、トマト・インゲンの実験栽培を行い、50%の節水と同時に 20%以上の収穫量増加を実現しました。

2017年5月には、モロッコのアガディール市内に、子会社Tottori Resource Recycling Morocco S.A.R.L を設立し、モロッコの農業生産者へ節水・節肥・収穫量増加を通じた農業生産性改善ソリューションを提供しています。より多くの地域、作物にて自社製品を用いた節水型栽培の取り組みを実施しています。

鳥取再資源

2018年からは、サハラ砂漠に隣接するエルラシディア・ザゴラ地域での節水型農業の取り組みをスタートさせました。エルラシディアは、平均月間降水量は約6,7mm、夏季の平均月間最高気温が38℃の乾燥地です。この地域では、オアシスにて、ナツメヤシ、オリーブやスイカ等の生産が行われています。鳥取再資源化研究所は、サハラ砂漠隣接のオアシスにおいて持続可能な節水型農業を実現するため、まずはエルラシディアでのナツメヤシ栽培及び、ザゴラでのスイカ栽培に関して取り組んでいます。

生産性の改善を提案!SIAMに出展!

ナツメヤシ
ナツメイシの写真

また鳥取再資源化研究所は、2018年4月24日(火)から29日(日)の6日間、西アフリカに位置するモロッコ王国のメクネス市にて開催される第13回モロッコ国際農業展(SIAM:La 13éme édition Salon International de l’Agriculture au Maroc)に出展します。

今回のSIAMでは、これまでの事業で得られた成果とともに、多孔質発泡ガラス「ポーラスα」を活用したモロッコ農業における生産性改善の提案を行います。

第13回モロッコ国際農業展(SIAM)

【会期】2018年4月24日(火)〜29 日(日)
【開催地】モロッコ王国メクネス市
【出展ゾーン】農業資材ゾーン(Agro-Fournitures)
【出展ブース】A73

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