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日本で知り合って結婚したコンゴ民主共和国出身の夫と一緒に、2017年11月からコンゴ民主共和国の首都キンシャサで暮らしています、”マベ キトコ”と申します。日本ではまだまだ認知度の低いコンゴ民主共和国ですが、魅力的な文化や人々のエネルギーを現地からお伝えさせていただきます!

知ってる?コンゴ民主共和国!

コンゴ民主共和国についてご存知の方は、日本にどのくらいいるのでしょうか。

最近では、ノーベル平和賞を受賞したデニ・ムクウェゲ医師の活動が紹介される中で、あるいはエボラ出血熱の感染拡大というニュースの中でコンゴ民主共和国という国名に触れる方が少なくないかもしれません。

それでも隣のコンゴ共和国と混同されていたりして、日本での認知度はとても低いのではないかと思います。

実際、私自身も夫と知り合うまでコンゴ民主共和国については全く知識がありませんでした。彼が作る故郷の料理の美味しさ、彼のお母さんから送られてくるアフリカ布で仕立てた色鮮やかな服、コンゴの音楽とダンスから受けたカルチャーショックが興味を持つきっかけとなり、そこから武力紛争が続いていることなども知りました。

今はコンゴの文化や情報を発信する何かを日本でやりたいという漠然とした思いを持ちながら、この国に来て暮らしています。

知って欲しい!コンゴ民主共和国ってこんな国!

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コンゴ民主共和国はアフリカ大陸の真ん中、赤道の真下あたりに位置し、人口8,134万人、面積は234.5万平方キロメートル(外務省のホームページより)で、日本の約6倍の国土はアフリカで2番目、世界で11番目の広さです。地域ごとに複数の民族と言語が存在していて、フランス語が公用語となっています。

前述したムクウェゲ医師が、武力紛争下で性暴力被害にあった女性たちの治療活動にあたっている南キブ州のブカブは、隣国ルワンダと接した東の国境地帯です。その北には鉱物資源の利権をめぐる戦闘状態にある北キブ州、イツリ州があります。この2州はエボラの発生地域でもあるのですが、武装勢力からエボラ対策拠点が攻撃されたり、避難民や武装勢力内の感染者の隔離が難しいため、すでに感染者が300人以上、死者が200人以上にものぼっています。

国の中南部のカサイ地域でも戦闘が続いていて、南の国境からアンゴラに逃れたコンゴ難民が今度はアンゴラ政府から締め出されてカサイに戻り、再び行き場を失っている状況も新たに生まれています。

こうした武力紛争地域やエボラ発生地域、キブやイツリは首都キンシャサから1千km以上離れていて、交通網も日本のようには発達していないため簡単に行き来できません。そのためキンシャサ市民にとっては遠くの出来事という感は否めず、わたし自身もテレビのニュースやインターネットなどで知る情報以上のことは日常で実感することができないのが正直なところです。

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マベ キトコ

マベ キトコ

大学で社会学を学び、卒業後ファッションアパレル販売業、地方議会議員等を経て、アルバイトをしながらシンガーとしてライブバーを中心に活動を開始。ブルース、ゴスペルなどアフリカにルーツを持つ音楽に傾倒する。 日本で知り合ったコンゴ民主共和国(以下、コンゴ民)出身の現在の夫と結婚し、2017年からコンゴ民の首都キンシャサで夫の家族らと暮らし、自分に出来るコンゴ民と日本を結ぶ何かを模索中。