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豊田通商は、アフリカ最大級の輸送・物流網を持ち、通信・メディア事業など幅広い事業を展開するフランスの複合企業ボロレグループの中核会社Bolloré S.A.(シリル・ボロレ:Cyrille Bolloré)と、アフリカおよびその他地域での協業を目指し、包括的協業意向書を締結した発表しました。豊田通商は港湾の共同運営によるインフラ事業の強化や、エネルギー事業の蓄電ソリューションなどの協業を行なっていく狙いです。

売上1兆円以上の世界的大企業”ボロレ・グループ”とは!?

ボロレ社は1822年に設立され、世界500位以内の企業規模を誇る巨大企業です。世界全体での従業員総数は54,000人を超え、 2015年の売上高は約1兆3000億円(108億2,400万ユーロ)にも上ります。

技術革新と国際的な事業開発に 基づいた多角化戦略により、現在ではグループの3つの事業部門である輸送・物流、 広告・通信、畜電ソリューションのそれぞれで強力な地位を確立しています。またこれらの 事業活動に加え、50億ユーロ以上におよぶ金融投資の管理にも携わっています。

ボロレ社が展開するアフリカ事業とは!?

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ボロレ社は、アフリカ46か国に物流網を展開するNo1物流事業者です。湾岸事業では、現在コートジボワールのアビジャン港などアフリカ大陸全体で19の営業権の運営を行っています。

また鉄道運営事業においては、西アフリカを中心に展開しており、コートジボワールとブルキナファソを結ぶSitarail鉄道とカメルーンのCamrail鉄道を運営しています。2015年にはベナンとニジェール両政府から、コトヌーとパラクーを 結ぶBenirail鉄道の運営にボロレ・グループが指名されています。Benirail鉄道が完成すると両国を結ぶ線路となり、アビジャン、ワガドゥグー、ニアメ、コトヌー、 ロメをつなぐ全長2,700キロメートルを超える西アフリカ環状鉄道となります。

豊田通商とボロレの提携の狙いとは!?

豊田通商とボロレ社は、それぞれの事業分野において、互いがアフリカでの有力なプレイヤーであることを認識していました。今回の協業意向書締結により、両社の確固たる事業基盤を基に、インフラ事業及び物流事業をふくむ様々な事業での協業体制を構築し、両社のアフリカでのビジネス基盤をより強固なものにしていく予定です。具体的には豊港湾の共同運営によるインフラ事業の強化や、エネルギー事業の蓄電ソリューションなどの協業を行なっていくと見られています。

また、この両社による協業体制は、アフリカにとどまらず、グローバルに展開していく予定です。


引用元:豊田通商プレスリリース
http://www.toyota-tsusho.com/press/detail/160325_002960.html
http://www.toyota-tsusho.com/press/upload_files/201603251400_01.pdf

※写真はイメージです。
1st Photo credit: archer10 (Dennis) (69M Views) via VisualHunt / CC BY-SA
2nd Photo credit: abdallahh via Visual hunt / CC BY

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