アフリカの南部に位置するマラウイ共和国のプロサッカーチーム「ビィ・フォアード ワンダラーズFC」は、中村元樹選手と2016年シーズンの契約合意したと発表しました。中村選手はマラウィでは初となる日本人プロサッカー選手となります。同チームはアフリカで中古車輸出業を営む日本企業「ビィ・フォアード」がメインスポンサーを務めています。
歴史あるマラウィの強豪チームに初となる日本人選手が加入!
「ビィ・フォアード ワンダラーズFC」は、リーグ優勝5回を誇る強豪チームで、2015年シーズンよりアフリカのマラウイ共和国の1部リーグに所属しています。チームは、2014年シーズンは9位、2015年シーズンは4位とリーグ戦の順位を着実に上げており、2016年シーズンはリーグ優勝を照準を定め、昨年末のシーズンオフより選手強化に動いていました。
ゲームメークが出来る攻撃的中盤選手を探す球団と、アフリカチームでのプレーを希望する中村元樹選手との目的が一致し、今回の契約が実現しました。中村元樹選手は2月16日に現地入り、既に練習やオープン戦に参加し、フィジカルチェックを受けています。同国の1部リーグ「マラウイスーパーリーグ」の開幕日は4月9日(土)で、中村元樹選手も出場予定です。
日本とマラウィの架け橋になれるように!
「ビィ・フォアード ワンダラーズFC」は、 日本企業「ビィ・フォアード」がメインスポンサーを務め、選手をはじめ球団職員の雇用に至るまで運営をフルサポートしているマラウィ初の日系プロサッカークラブです。
運営元のビィ・フォアードは、今回のマラウィ初の日本人マラウイリーガーが誕生を受け、サッカーでのマラウィへの貢献に留まらず、球団が日本とマラウイの懸け橋となるよう積極的に国際交流の場を作る活動をしていくと発表しています。
中村元樹選手のコメント
「この度、Be Forward Wanderersと契約させてもらい大変嬉しく思います。Wanderersはマラウイでも一、二を争うビッククラブで、ファンもとても熱く、どこを歩いていてもたくさんの方に歓迎してもらい、喜んでもらえ本当に嬉しく思っております。ファンの皆さんにプレーを楽しんでもらい、試合で一緒に喜びを分かち合えるよう、日々の練習から努めてまいります。日本から遠いマラウイの地ですが、どうか今後応援して頂けたら幸いです。また貧しいながらもこの温和で友好的な国民性を持つ素敵な国マラウイを、Be Forwardさんと慈善活動を通し一緒に助ける活動を行っていければと思っております。どうか今後ともご支援ご声援よろしくお願い致します。」
中村元樹選手プロフィール
1987年2月7日生まれ。身長173cm、体重71kg、利き足は右。兵庫県芦屋市出身のプロサッカー選手。主なポジションはフォアード、攻撃型ミッドフィールダー。日本でのプロ経験はないものの、ドイツ、ペルー、アルバニア、インドなどでプレーし、アフリカでのプレーは初となる。長い海外選手経験より、日本語に加え、英語、ドイツ語、スペイン語と語学が堪能。
ビィ・フォアード ワンダラーズFC概要
・チーム名: BE FORWARD WANDERERS FOOTBALL CLUB
・本拠地: Kamuzu Stadium Blantyre(収容人数: 50,000人)
・球団代表: George Chamangwana
・設立: 1962年
・公式ホームページ:http://beforwardwanderers.com/
・主な戦績:リーグ優勝5回(1990、1995、1997、1998、2006)、2010年 Presidential Cup 優勝、2012年・2013年 Standard Bank Cup 優勝、2015年Carlsberg Cup優勝
引用元:PR TIMES