男子7人制ラグビーの世界最高峰サーキット「HSBC ワールドラグビーセブンズシリーズ」の決勝戦で、総合ランキング首位のフィジーを破り、ケニアが悲願の初優勝を遂げました。ケニアは7人制ラグビーがオリンピックの種目に正式採用されたことで、強化に力を入れていました。これで今年8月に開催されるリオ・オリンピックの金メダル候補に名乗りを上げました。

まさにアフリカの希望!ケニアが3度目の正直でセブンズを初制覇!!

HSBCワールドラグビーセブンズシリーズ(通称:セブンズ)は、7人制ラグビーの世界最高峰の国際大会です。12月から翌年の6月まで世界各地を転戦し、各大会ごとにポイントが加算されます。その合計ポイントによって、シーズン総合優勝が争われる大会です。

ケニアはこれまでにワールドラグビーセブンズで2回ベスト4入りしており、”アフリカの希望”とも呼ばれていました。2009年のオーストラリアでのアデレード大会で初のカップファイナリストとなり、2013年にニュージーランドで開催されたウェリントン大会でも決勝まで進みましたが、延長戦の末イングランドに敗れてました。今年、3度目となるファイナルに臨み、悲願の初優勝を手にしました。

リオ・オリンピックに採用!今世界が注目している7人制ラグビーとは。

“セブンズ”とも呼ばれる7人制ラグビーは1チームあたり7人の選手で、より短時間で行われるラグビー競技です。セブンズは最もよく普及したラグビー形式の1つと言われており、アフリカ、アジア、ヨーロッパ、アメリカ州、そして特に南太平洋諸国で人気があります。

オリンピックスポーツとしても認められ、2016年のリオ・オリンピックから正式種目として採用されるなど、世界的に注目が集まっている競技です。

突然名乗りを上げたケニア!その強さの秘密とは!?

マラソンを始めとする中長距離競技に強いイメージのあるケニア人ですが、抜群の身体能力はサッカーやラグビーなどの球技などでも頭角を表し、近年の活躍の場を広げています。同じケニア人ですが、フィールドによって活躍する部族が違うのが独特の特徴でもあります。

実はケニアは40を超える部族が暮らす多民族国家なんです。陸上競技を得意とするのは手足が長く、細身の体型のカレンジンです。一方、ラグビーなどの球技を得意とするのはルオ族やルヤ族、キクユ族で、がっちりした筋肉質の体を持っています。

これまでもケニア協会は7人制ラグビーに特化して強化を進めてきました。IRB(世界ラグビー評議会)も人口の多いアフリカへの普及に力を入れており、オリンピックでの正式種目採用という追い風が吹くことで、人気が大きく高まっています。

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開催が近づいてきたリオデジャネイロ・オリンピック。陸上競技以外でもアフリカ勢が活躍する姿が見られそうです。

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