パナソニック株式会社は、NPO/NGOの組織基盤強化を応援する助成プログラム「Panasonic NPOサポート ファンド」の2016年の助成先を決定し、12月17日に公表しました。2016年の助成先として全部で15団体が選ばれ、アフリカ分野からは5団体が選出されました。
パナソニックは2010年より、「国連ミレニアム開発目標(MDGs)」の達成に向けたサポートプログラムとしてアフリカで活動するNGO/NPOに対する助成プログラム「Panasonic NPOサポート ファンド for アフリカ」を開始しました。ファンドは、アフリカ諸国の抱える貧困や飢餓、教育や保健分野などの社会問題の解決を図っているNPO/NGOの活動内容や各国の状況を広く伝えることで、経営基盤の強化を図ることを目的としています。
今年は「アフリカ分野」から5団体が選出され、総額400万円への助成が決定しました。選ばれたのは以下の5団体です。
1) 一般社団法人 コモン・ニジェール
「貧しくて危険なだけではない!~『ニジェール物語の世界展』開催で美しいニジェールの姿をアーティスティックに訴えかける」
2) 特定非営利活動法人 ウォーターエイドジャパン
「アフリカの水・衛生問題についての普及・啓発活動『ウォーターエイド・スピーカークラブ』」
3) 認定特定非営利活動法人 HANDS
「伝達ではなく対話を!アフリカの保健医療協力の現状と未来の姿を若い世代と共有し語り合う」
4) 公益社団法人 日本国際民間協力会(NICCO)
「定期的な対面イベントの実施による支援者の獲得と関係構築および当会スマートフォン用サイトの開設」
5) 特定非営利活動法人 リボーン・京都
「Fashion Passion Innovation!~ルワンダ&京都発のメッセージをより広く、より多くの人々へ~広報活動をより確実なものへ」
同ファンドは、アフリカ分野以外のNPO/NGOに対しても助成を出しており、2016年は環境分野から10団体、子ども分野から10団体が選出されています
Photo by:アフリカ分野で選出されたウォーターエイドジャパン『アフリカの水・衛生問題についての普及・啓発活動』(PR TImesより)
引用元:環境・子ども・アフリカの各分野で活動するNPO/NGOの組織基盤強化を支援~「Panasonic NPOサポート ファンド」2016年助成先を決定(PR TIMES)