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日本たばこ産業(JT)は7月15日、東アフリカに位置するエチオピアのたばこ専売会社「ナショナル・タバコ・エンタープライズ」の株式40%を5億1千万米ドル(約530億円)でエチオピア政府から取得したと発表しました。株式取得により、JTグループは筆頭株主になり、市場が拡大しているアフリカでの販売体制の強化を目指します。

JT、エチオピア政府よりのトップブランドの筆頭株主へ!

日本たばこ産業(JT)は、エチオピアでたばこ事業を展開している「ナショナル・タバコ・エンタープライズ
(NTE社:National Tobacco Enterprise Ethiopia S.C)の発行済株式の40%を5億1千万米ドル(約530億円)取得したと発表しました。JTグループはエチオピア政府との間で7月15日に契約を締結の上、株式の取得を完了しました。

エチオピア政府はNTE社の株式の約70%を所有していましたが、2016年5月に40%を上限として政府保有分を売却する入札を実施しました。JTグループは、これまでにもタンザニアやエジプトなどの中東・アフリカ市場において事業を成長させてきました。エチオピア政府はJTグルー プの実績と能力を高く評価し、JTグループへの落札を決めました。残りの株式は、30.95%を引き続きエチオピア政府が、29.05%を民間企業が保有することとなります。

年間販売本数は62億本!拡大するエチオピアのたばこ市場!

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2015年のエチオピアの紙巻きたばこ市場は販売本数で約62.5億本でした。NTE社はエチオピアのたばこ市場シェア85.6%を占めるリーディングカンパニーです。残りの14.4%は輸入品が占めています。

9,700万人の巨大人口を抱えるエチオピアは、2011~2015年の実質経済成長率が年平均約10%と高成長が続いており、今後もたばこ市場の拡大が見込まれています。JTグループはNTE社が保有しているたばこブランド「Nyala」などのブランドエクイティを活用しながら、製造・流通体制の更なる強化を図ります。

エチオピア政府もJTに大きな期待を寄せる!!

今回の出資に関して、JTグループの代表取締役副社長・たばこ事業本部長の岩井睦雄氏は「エチオピアのたばこ市場におけるリーディングカンパニーであるNTE社への出資により、新興市場での成長に向けた地理的拡大の一環として、市場へ新たに参入することができる。筆頭株主として、NTE社の事業運営を主導し、持続的な成長を牽引していく」とコメントしています。

またエチオピア公営企業大臣である Demitu Hambisa 氏は「たばこ業界のグローバルリーディングカンパニーである JT International がその幅広い知見及び手腕を存分に発揮することで、NTE社は世界有数の企業へ飛躍することができると確信している。NTE社の長期的な事業成長は、エチオピア経済の更なる発展に貢献するものであり、そのために最大限の協力を行っていく」と高い期待を寄せています。


記事提供元:JT プレスリリース

1st Image Photo Credit: 10b travelling via Visualhunt / CC BY-NC-ND
2nd Image Photo credit: Stijn Debrouwere via Visualhunt / CC BY

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