布ナプキンをケニアへ!チャリティや歌を通して子どもたちに希望を届ける、音楽活動家の挑戦!

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生理になると学校に行けなくなる、そんなアフリカのケニアに暮らす女の子たちに布ナプキンを届ける「watoto furaha x mamas project」が、2017年10月に布ナプキン700個を届け、現地の女の子たちに布ナプキンやふんどしパンツの作り方を教えるワークショップを行います。またケニアの女子学生たちや日本人らと共に、楽曲作りとレコーディングも実施します。同プロジェクトを発足させたミュージシャンのshihoさんの想いや現在実施中のクラウドファンディングなど挑戦の軌跡をご紹介します。

ケニアの女の子達に学校に行けるチャンスを!音楽活動家shihoの挑戦

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プロジェクトを立ち上げたのは、関西でミュージックアクティビスト(音楽活動家)として活動する大阪出身のアーティスト”shiho”さんです。2014年に世界を周る旅へ出たshihoさんは、カンボジアの孤児院で歌を教えたり、ヨルダンでシリア難民と交流したりしていました。その中で、大阪で知り合ったケニア人実業家を頼り、東アフリカのケニアにも訪れました。ケニアの少年院を訪ねた際に、貧しくて鉛筆も買えないために軽犯罪を犯してしまう子どもたちの存在を知りました。

この訪問が縁となり、shihoさんはその後、毎年ケニアを訪れるようになります。2015年には「ケニア鉛筆プロジェクト」を発足し、2000本の鉛筆や消しゴムなどの文房具を届けました。また2016年には文房具に加え日本の協力者と不要なジーンズから筆箱を135個リメイクし、ケニアの少年院に届けました。また、それに並行して「ケニア折り鶴プロジェクト」を立ち上げ、日本の中学生とケニアの学生の交流を始めました。

ケニアで生理でも学校に行ける環境作りがしたい!

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2016年にケニアに訪れた際には、日本のように十分な教育が受けられない、また生理用品がないために生理中は学校に行けない女の子たちに出会いました。ケニアでは、人口の約48%が貧困層と言われており、1日100円以下で生活する人が多くいます。そのため使い捨てナプキンは高級品で、買うことができない家庭がとても多いのです。

1パック100円のナプキンですら買うのは難しく、生理がくると葉っぱや新聞、ぼろ布などをあててしのぐとても不衛生な状況で、一週間学校に通えなくなる子どもも少なくありません。もちろん下着を持っていない子どももいます。学校を休むと、勉強についていけなくなり、将来の仕事も限られてしまうという悪循環に陥ってしまいます。

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shihoさんは、 「機会だけは平等であって欲しい」との想いから、彼女達の将来のために、自分が出来る事をしたいと考え、「watoto furaha x mamas project」を5人の仲間と発足させました。何度も繰り返し使える布ナプキンを作成し、ケニアの女の子達に送るプロジェクトです。プロジェクト名のwatotoは「子ども」、furahaは「幸せ」をスワヒリ語で意味し、これからお母さんになる子ども達に未来の可能性を広げてもらいたいという願いが込めています。

歌作りを通して、自分たちの可能性を感じてもらいたい!

教育機会を奪ってしまっている生理用品不足の解消を目指し、shihoさんは2017年10月のケニア再訪に向け、makuakeにてクラウドファンディングを実施しています。

まずは350人分の布ナプキン700個を目標に、日本各地でワークショップを行い、想いに共感する人と布ナプキンを制作します。それをshihoさんらが現地に届けるとともに、現地の女の子達が自分でも作れるよう、布ナプキンとふんどしパンツの作り方を教えるワークショップを計画しています。

同時に、貧困状態にあるケニアの子ども達が「希望」や「未来」をテーマに自分達の想いを込めて歌詞を作ります。そしてその歌詞に曲をつけ、日本とケニアでレコーディングを行い、楽曲を制作します。世界に発信する経験を通して自分たちの可能性を感じてもらうことを目指しています。

みんなで楽しみながら何か大きな変化を起こしたい!ケニアの厳しい環境の中で頑張っている女の子達の人生に関わることを楽しみ、結果的にケニアの子ども達や女性達も喜んでくれる!自分たちも楽しみながらそれが結果「支援に繋がってた!!」そんなみんなが笑顔になるshihoさんらのプロジェクトにあなたも参加してみませんか。詳しくはクラウドファンディングのページをご覧ください

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