はじめまして、東京外国語大学3年の若松南菜子です!市川くんに引き続き、ガーナで6週間のインターンシップに挑戦します!アフリカを存分に感じ、自分と向き合い、何かをつかんできたいと思います!私は、衛生や健康の問題に興味があり、その分野での活動に挑戦します!ガーナでのひと夏の挑戦ドキュメンタリー連載第3回は、私がアフリカにインターンシップに挑戦する理由や目標をご紹介させていただきます。
アフリカとの出会いは6歳!家族で行ったケニア旅行!
はじめて自分がアフリカに興味があることを自覚したのは高校生のとき。大学受験のために自分が大学で学びたい分野を考えていると、アフリカが思い浮かびました。今考えると6歳のときに家族旅行でケニアに行ったことが私のアフリカとの出会いで、それが私がアフリカ好きになるきっかけでした。
そして、「本当に私はアフリカが好きなのだろうか」と思い、実際にアフリカに行こうと思ったのが去年の夏。西アフリカのセネガルでホームステイをしました。その結果やはり私はアフリカが好きだ!ということが分かり、アフリカに長期滞在したら私はより幸せかもしれないと思いました。
そこで来年度半年以上アフリカに滞在することにしました。長期間アフリカで過ごすなら無駄な時間にはしたくない、と思いセネガルから帰国してから来年度何をするか考えています。その選択肢を絞るために今年の夏もアフリカに行くことに決めました。
そこで自分の身近にいる人が作っているプログラムがあるなら情報も得やすいし相談もしやすかったのでアイセックのプログラムに応募しました。一橋大学委員会が提供しているプログラムのうちアフリカで行われているものはガーナのみだったので、このプログラムに応募しました。
ガーナ政府が推進する新生児のケアとマラリア対策!
アフリカの国の中でガーナは日本人にとって聞きなじみのある国ではないでしょうか。それはきっとガーナチョコレートと野口英世さんのおかげですね。
実際にガーナのカカオ豆生産量は世界第2位です(2013)。ガーナに渡航することは2か月以上前から決まっていたのでガーナや医療衛生については調べていました。ガーナ保健省は現在2つの方針を打ち出しています。それは新生児のケアとマラリア対策です。ガーナ保健省は新生児の死亡率を2018年には0.21%まで減少させることを目標としています。
マラリアの感染が貧困や生産性の低下につながっています。最近は洪水によりコレラと下痢が流行しています。きれいな水を得られないことが様々な病気の原因となっています。わたしでもアプローチできそうな問題としてトイレの衛生環境が悪いことや手洗い習慣がないこと、薬の管理体制が悪いことが挙げられます。
ガーナで自分の知識や工夫をフル活用したい!
私は首都アクラから少し離れた村で現地のNGOのもとでボランティア活動をする予定です。現地のNGOはYoung Heart Foundationというコミュニティ開発を行うNGOです。私はここで医療、衛生分野からコミュニティにアプローチします。
とはいってもわたしはこの分野の専門知識は全くないので、自分の知識や工夫をフル活用して自分にできることは何か、必要とされていることは何かを常に考えながら活動します。
最初の1週間でほかの参加者との距離を縮め、2週間目には自分がアプローチしたい課題を特定し、3週間目に現地NGOと一緒に活動、4週間目以降は試行錯誤しながらYHFをはじめ周りのひとの協力を得ながら自分のアイディアをもとに活動しようと考えています。
行動したあとは振り返りを忘れず、後半の4週間で何か成果を残して帰国します!!現地の人に自発的に参加してもらえるようなものをつくったり実行したりしてこられたらいいなと思っています。
以上、若松さんに、アフリカへの想いと今回のガーナでの活動について語ってもらいました!
次回は、再び市川くんの記事です!インターンシップも折り返し段階、何を感じどのような活動をしているのでしょうか。ご期待ください!!!