ケニアの姉弟クリエイターが初来日!ナイロビ発のクリエイティブ革命を広めるプロジェクトが始動!

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独自のビジュアル表現で、オルタナティブなカルチャーの視点をインスタを通じて世界に届けるケニアの姉弟クリエイター・ユニット、”2ManySiblings”が初来日します。今回は彼らの発信を通じて、ナイロビ発のクリエイティブ革命を広める活動をプロジェクトを始動させた、Maki&Mphoのマキさんの挑戦をご紹介します。また現在、プロジェクトの資金を募るためクラウドファンディングにも挑戦しています。

世界が注目するユニット”2ManySiblings”!

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東アフリカにあるケニアの首都、ナイロビのシーンを代表する実力、世界観、オーラを持つ2人のクリエイターをご存じでしょうか。米VOGUE紙も注目するナイロビの姉弟クリエイターユニット”2ManySiblings(トゥー・メニー・シブリングス)”が、今年日本に初来日します。

姉・ヴェルマ・ロッサと弟・オリヴァー・アシケによる2ManySiblingsは、2013年よりインスタグラムやタンブラーを通じて、オルタナティブなファッションやビジュアル・ストーリーの発信を開始しました。現在では、彼らが運営する”2ManySiblingsブランド“など3つのインスタグラム・アカウントの総フォロアー数は7万人に達します。最近では、若手クリエイターたちをキュレーションしたポップアップ「Thrift Social」の企画運営や音楽イベントのプロデュースなども行っています。

その活動の幅は年々広がっており、英国のブライトン・ミュージアムやオランダのトロッペン・ミュージアムで開催されいている巡回展示「Fashion Cities Africa」にも参加し、ナイロビのファッションシーンを象徴する人物として紹介されました。 また米国イエール大学や英国ブリティッシュ・カウンセルのイベントに招聘されるなど、ナイロビのクリエイティブシーンを代表して海外でも活躍しています。

一方で、当初2017年10月後半に予定されていた初来日の日程がビザ取得などの影響で延期となったため、経費の増加やスポンサーの変更など様々な課題にも直面しています。

高まるナイロビ・ミレニアル世代の熱気!

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「アフリカの視点」が注目され始めているこのタイミングでナイロビのエネルギーを伝えたいと、彼らのサポートに乗り出したのが、アフリカデザイン会社を経営するMaki & Mpho(マキエンドムポ)のマキさんでした。

南アフリカ人テキスタイルデザイナーとのブランド事業である”Maki & Mpho”は、ストーリー性のあるオリジナルの柄が特徴のファッション・インテリア雑貨を販売しています。最近では2017年9月に発売された「WIRED 日本版」のアフリカ特集に編集協力や寄稿を行うなど、発信活動も開始しています。

マキさんは、既存のシステムや既成概念を問い直すヒントとなる事例や事象を意味する”オルタナティブな視点”を世界に発信することをミッションとして掲げ、約5年前からアフリカや欧米におけるアフリカ人クリエイターの動きに注目してきました。

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2015年夏、アフリカ各地のクリエイティブ・セクターを訪れる中で、マキさんにとって最も刺激的だったのがナイロビだったそうです。その後、毎年ナイロビを訪問・取材する中で、現地クリエイティブセクターの動きが活発化しているのを感じました。

インフラや制度が不足していても、スマホとインスタを使って、自分のやりたいことを実現する行動力とパワー。過去や現状に対して内心では中指を立てつつも、親指を立てて未来を切り開いていく、ポジティヴなミレニアム世代の若者たちの姿がそこにはありました。

マキさんは、そんなナイロビ・ミレニアル世代が率いる、クリエイティブ革命の熱気を日本にも届けたい、一元的な「アフリカ」や「ケニア」のイメージに多様性をもたらしたいと考え、ナイロビ発のクリエイティブ革命を広める活動をプロジェクトを始動させました。

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