アフリカへの進出を後押し!JETRO、ケニア・起業支援ミッションを開催!【参加者募集中】

2016年8月、ケニア共和国の首都ナイロビで「第6回アフリカ開発会議(TICAD Ⅵ)」が開催されたことを契機に、日本人のアフリカへの関心度が高まっています。一方で、まだアフリカに訪れた日本人は多くありません。JETROはアフリカへのビジネス進出・起業支援を目的として、ケニア・起業支援ミッションを2018年2月に開催します。

TICADが契機!アフリカへの注目が高まる!

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2016年8月、ナイロビで「第6回アフリカ開発会議(TICAD Ⅵ)」が開催されました。安倍首相の同行ミッションとして77団体の企業や大学などの代表が参加し、またサイドイベントには約100の企業が展示会に出展しました。22の民間企業・団体が、インフラや金融の分野で73の覚書(MOU)を締結するなど、日本企業や日本人起業家のアフリカへの認知・関心度が高まりました。

東アフリカに位置するケニアでは、携帯電話の普及率が80%に達しており、成人のインターネットアクセス率が約40%、スマートフォンの所持率が約30%と、アフリカの中では特にICTセクターが急速に伸びている国です。特筆すべきなのが、モバイルマネーの先駆け的サービスである”M-PESA(エムペサ)”の存在です。通信会社Safaricom社が提供しており、約3,200万人が日常的に使用している人々にとって欠かせないインフラとなっています。その流通額はケニアのGDPの半分程度と言われています。

世界銀行の報告によると、モバイルマネーの高い浸透率により、ケニアは金融サービスのアクセスにおいてアフリカ第1位になっています。モバイルマネーの社会インフラ化により、同サービスを通じた融資、割賦販売、少額国債の発行、保険サービスの提供、ドローンの利用など、多くの分野で新たなビジネスモデルが生まれつつあります。

JETRO、ケニアでの起業支援ミッションを開催!

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アフリカで起業したい、本格的にビジネス進出をしたい、途上国ビジネスのヒントが欲しい、など日本企業や日本人起業家のアフリカビジネスへの関心が高まっています。ただ一方で、実際の起業や事業設立のハードルが高いと考える方も多くいます。「最後のフロンティア」と言われて久しいアフリカですが、アフリカについて「百聞」したものの、まだ「一見」したことの無い人が多いのが現状です。

2018年2月5日~7日、日本貿易振興機構(JETRO)は、ケニア・起業支援ミッションを開催します。ミッションでは起業家支援、投資、事業設立、ビジネスプラン構築、ビジネスパートナーの発掘のために、最前線での情報収集を目的としたコンテンツが盛り込まれています。具体的にはインキュベーションセンター”I-Hub”や現地企業の訪問、日系企業や日本人起業家との交流会が予定されています。

何事も現場を見ないことには始まりません。ビジネス、投資環境、スタートアップ事情などを体感しながら、新たな事業・起業・投資を検討する機会として、この現地視察は絶好の機会ではないでしょうか。先着20名のみが参加可能ですので、興味のある方は早めのお申込みをオススメします。

ケニア・起業支援ミッション 概要

【日時】2018年2月5日(月)~7日(水)※現地集合・現地解散
【訪問都市】ケニア・ナイロビ
【募集対象】ケニアでの起業・事業設立・投資を検討されている企業、個人事業主、個人
【定員】20人(先着順)
【主催・共催】ジェトロ・ナイロビ事務所
【内容詳細・申込み】イベントページ

主催者が語る事前勉強会の様子!

2017年9月、「アフリカビジネスラボVol.15~女性起業家と現地駐在員が語るリアルなアフリカビジネスの話~」においてミッションの事前勉強会が開催されました。その時の内容は下記のリンクから見ることができますので、ぜひご覧ください。

【イベントレポ】女性起業家と現地駐在員が語るリアルなアフリカビジネスの話〜アフリカビジネスラボ〜

こんにちは! 恋する旅ライターかおりです。 日本からは心理的にも物理的にも遠いアフリカ。そんな日本とアフリカの距離を縮めたいとの想いから、2016年より毎月開催されているイベントが、「 アフリカビジネスラボ 」です。 今回は、アフリカビジネスの第一線で活躍されているお2人がゲスト。 JETRO(日本貿易振興機構)ナイロビ事務所の島川博行さんと、ウガンダ発・静岡発のトラベルブランド「 RICCI

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